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ちいクラ式 持続可能な地域社会を考える

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サイボウズで取り組んでいる地域をチームにする取り組みで、以前に取材した記事をnoteに引っ越しさせたものです。掲載日時はnoteに引っ越しした日で元々の日ではありません。 地域を… もっと読む
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#持続可能性

SDGsは会社の未来を創るためのツールとして使えばいいんじゃない?

※2019年6月10日初出の記事をnoteに引っ越ししたものです 昨年あたりから一気に一般的になった感のある「SDGs」(持続可能な開発目標)。 2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標で、地球上の誰一人として取り残さないことを誓っています。 目的が壮大で長大なだけに、その中身は多岐に渡りちょっと見ただけではなんのことやらと思う人も多く(筆者)、また「環境の話でしょ?」とか「

第1回SDGsアワード内閣総理大臣賞のまちづくり(2) ​〜北海道下川町〜

※2019年4月25日初出の記事をnoteに引っ越ししたものです 旭川から車で北へ3時間。最低気温がマイナス30度という極寒の地にある下川町。今回は将来のまちづくりへの思いを掘り下げます。  話し手:下川町政策推進課SDGs政策推進室 主事 和田健太郎さん  聞き手:サイボウズ 野水 前回はこちら 5年間で人口が変わらずに高齢化率が半減した一の橋地区 最終的にどうなっていたら理想なんでしょう、町として ​私の個人的な思いでもいいですか? ​もちろん ​まず一つ

第1回SDGsアワード内閣総理大臣賞のまちづくり(1) ​〜北海道下川町〜

※2019年4月25日初出の記事をnoteに引っ越ししたものです 旭川から車で北へ3時間。最低気温がマイナス30度という極寒の地にある下川町。その中にある高齢化率50%の限界集落がわずか5年で高齢化率25%に下がる奇跡が起きています。​ それは町の財産である森を60年周期で活用し続ける取り組みに惹かれた人たちの努力の結果です。 第1回のSDGsアワードで内閣総理大臣賞を受賞したこの町の魅力を探ってきました。 ちなみに取材した日の最低気温はマイナス20℃。 駐車した車の内側か