見出し画像

【脳をあやつる成功術】~マイノリティ・インフルエンス

マイノリティ・インフルエンスとは

少数派(マイノリティ)の意見が主張され続けることにより、多数派(マジョリティ)に影響を与える

ということです。

こんな話があります。

「12人の怒れる男」という映画にて

殺人罪に問われた少年の裁判で、
12人陪審員の内、11人は有罪を主張。
1人の陪審員が無罪を主張する。
全員が一致するまで裁判が終わらない。
11人は必死に1人の陪審員を説得するが、
頑なに無罪を主張し続ける。
ここまで頑なな主張に対して、11人の気持ちが「無罪」に傾いてくる。
最終的には全員「無罪」で合意する。


この映画が示すことは、

たった1人の少数派が、11人を動かしてしまうことがある

ということです。

人間は多数派であることで安心感を持ちますが、

少数派に強い信念で主張され続けると、
「自分達のほうがおかしいのでは」
という考えに至ることがあります。

しかし現実世界において、
集団に対して、1人で主張を続けるのは困難です。

そこで、少数とはいえ、
味方をつける必要があります。

「3人寄らば文殊の知恵」というように
2人を味方につけ、3人となれば
非常に強い力になります。

3人が頑なに同じ主張を続けると、
周りからは無視できない存在になります。

不安定な多数派集団であれば、
ほころびが生じ、少数派の主張がひっくり返す
ということが起こり得るのです。

例えば、

自分の会社の制度がおかしい。
なんとかして現状を変えたい。
しかし、自分以外は全員、変えられる訳がない、仕方がないの一点張りだ。
なんとか2人を味方につけ、制度を変えるべきだと3人で主張し続ける。
すると周りから、「あの3人なら本当に変えられるかもしれない」と一目置かれる。
どんどん支持者が増えていき、経営陣も無視ができない規模になる。
会社の制度が見直される。

といったように、
最初は小さい規模でも
続けていくと大きな力に変えることが出来るのです。

本当に主張したい事あった時は、
強い気持ちで主張し続け、味方を増やしていきましょう。


以上、『マイノリティ・インフルエンス』でした。

少しでも参考になりましたら、スキ、フォローを頂けたら幸いです。

ありがとうございました。

☆【脳をあやつる成功術】マガジン☆

☆おすすめ心理学本☆


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?