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11月3日 活動報告

都祁地域を若者の視点で盛り上げていきたい、そんな思いで新たに立ち上げた「地域づくりと環境保全を考える学⽣サポーター」の第3回の活動が11月3日に実施されました。

この活動は地域の抱える課題の”お⼿伝い”を通してその⼟地の⽂化や⽣活の知恵を学び、若者の視点で魅⼒を再発⾒していくと共に、新たな出会いや繋がりを作り、地域で実践的且つ新しい学びを得るプログラムです。

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それでは当日の活動を報告させていただきます。
(当事業は奈良県地域貢献サポート基金「奈良県内の自然・環境・文化財の保全・活用事業」の助成を受けています。)

本日の作業

今回は、農園のお向かいの方からのお依頼で過去最大の面積を誇る農地の草刈りをお手伝いさせていただきました。面積にして、約1.5反(雰囲気による推定)を上の写真の8人で作業しました。

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農園から坂道を上り続けること、数百メートル。吐山地域一帯を見渡すことができる場所が今回の活動場所でした。稲刈りから約1月が経過し、少し落ち着いた雰囲気が漂う中、名阪国道へつながる国道369号線をバイクが気持ちよく駆け抜けていくのが見えました!

そびえる雑草たち

5年ほど前までは、茶畑として使われていた農地でしたが、2~3年前からは主だって耕作もされず、年に数度の草刈りのみを行って維持してきたそうです。

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前回同様にススキとセイタカアワダチソウのフィーバー中。高さが、2mをはるかに超えてくる勢いで、穂先は見上げる形です。草刈機7台と乗用式ハンマーモア1台で作業を開始しました。

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ハンマーモアがガツガツ刈る中、草刈り機隊は、農地の端から順に攻めていくことに。こんなにも大きく育った雑草を根元から一発で刈ろうとすると、逆に自分の方に覆いかぶさるように降って来ました。

周りのベテランメンバーの刈り方を真似しながら、胸の高さくらいで一度半分に切り、長さを短くしながら刈っていきました。草刈り機を上に持ち上げる動作も多くなり、けっこう2の腕に効いているのが分かりました。

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約1時間の前半戦を終え、何とか全体像が見えてきました。農地の奥には、小さなため池が作られていたり、柑橘系の木が植えられていたり、小さなビニールハウスの骨組みが出てきたり。なかなか面白くなってきました!

後半戦開始

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後半もガツガツ刈り、約2時間で作業を終えることができました。一緒に草刈りを行っていた地域の方の超効率的な仕事ぶりを間近で見ることができた点がとても良かったです。

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最後は、レーキで側溝から草も上げ仕上げもばっちしです。

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ドローンで上から撮影しました。思ったよりも広かったです。横はすぐ森になりますが、農地は平坦で作業はしやすそうでした。

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この面積を、個人農家さんが草刈りするにはあまりにも負担が大きすぎます。のまはらの人材が、地域に出ていくことで地元農家さんを支え、全国で増加する耕作放棄地の発生を予防できるのではないかと思います。

今回も、読んでいただきありがとうございました。
また、次回!

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活動紹介はこちらの記事をご覧ください


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