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9月20日活動報告

都祁地域を若者の視点で盛り上げていきたい、そんな思いで新たに立ち上げた「地域づくりと環境保全を考える学⽣サポーター」の第1回の活動が9月20日に実施されました。

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この活動は地域の抱える課題の”お⼿伝い”を通してその⼟地の⽂化や⽣活の知恵を学び、若者の視点で魅⼒を再発⾒していくと共に、新たな出会いや繋がりを作り、地域で実践的且つ新しい学びを得るプログラムです。

それでは当日の活動を報告させていただきます。
(当事業は奈良県地域貢献サポート基金「奈良県内の自然・環境・文化財の保全・活用事業」の助成を受けています。)

イントロダクション

今回の事業作成に中心となって活動してくれている出口君より、パワーポイントを使って大まかな活動の概要を説明してもらいました。

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⾼齢化によって⽥畑や⽔路、畦や堤の管理が⼤きな負担になっている現状があること。⻑い歴史の中で⽣み出されてきた⽔管理の知恵と伝統が消えてゆく課題に直面していることを背景として、外部人材としての若者と地域社会を繋ぎ、地域コミュニティの活性化に結び付けていきたいという今事業の大きな目的を共有できる時間となりました。

地域散歩タイム

昼食の準備を簡単に済ませ、都祁吐山地域を一望できる場所まで散歩に出かけました。9月の3連休ということもあり、稲刈り真っただ中で少しにぎやかな雰囲気があり、作業をしながらでも畑より挨拶をしてくれました。

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坂道を上った先にある場所で思い思いに写真を収めました。この日は、秋らしい雲がキレイに映える空で、写真の撮りがいがありました。近くのお寺にお参りなども挟みながら約1時間地域を散策しました。昼食は

昼食

昼食はのまはらで収穫した野菜もふんだんに使い、ピザを焼きました。ピザ窯を使用するのは約1年ぶり。このメラメラ、ずっと見ていてられます。

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300℃を超えるレンガ造りの窯の中で、こんな贅沢はないと言わんばかりに盛られたチーズが溶けていく。半端なく食欲そそられるシチュエーションです。自分で生地を広げ焼いたピザは文句なしのおいしさでした。

耕作放棄地を全力草刈り

午後より、地域の方のお手伝いとして、耕作放棄地の草刈り作業を実施しました。2mを超えるようなセイタカアワダチソウやつる系植物が茂る耕作地を、ハンマーモアと草刈機5台を駆使して対峙していきました。

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さすがは、なかなか手強い相手でした。地面が見えるようになるまで何重にも重なった雑草たち。刈りきるまで相当なパワーは必要でした。

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約1時間をかけて雑草を刈り終えトラクターで耕耘することで、何か野菜を植えられそうな畑に元通りになりました!

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レンゲソウ播き

そして、本日のメインイベントであるレンゲソウ播きを行いました。
レンゲソウは、春にピンク色の花を咲かせる植物です。マメ科の植物であるため、緑肥としての役割があります。窒素肥料の削減につながり、景観の向上にも期待できる魅力的な植物として、今回試験的に導入することにしました。

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横一列に並び、「はなさかじいさん」作戦!?でゴマくらいの大きさの種をばらまきました。初めは控え目に下投げで播き、最後になると上投げでえいやっ!と1kg分のレンゲソウの種を無事に播きました。

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レンゲソウ播きの後には、土踏みを兼ねてサッカー!
土の上にばらまきした種を定着させるため、踏み踏みしながらサッカーボールで遊ぶという楽しい時間を過ごし、1日の活動が全て終了しました。

次回以降は、地域にお住まいの方のお話を聞いたり、共同で作業できる機会ができる予定なので、ますます楽しみです。それでは、次回以降をまたお楽しみに!

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活動紹介はこちらの記事をご覧ください


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