三土手大介が強くなるために実践してきた事ベスト10

「三土手大介が強くなるために実践してきた事ベスト10」この記事では私が強くなるために若い頃から実践してきた事を厳選して10個紹介しております。
おそらくどんな人でもそれを守れれば今よりも必ず強くなる方向性に行くものばかりだと思います。

この記事を読んでいただいた皆様がトレーニングの方向性をしっかりと定めて、自分の目的に対してモチベーションを上げて頂くきっかけになれば幸いです。

まずは私がどのようにウエイトトレーニングに目覚めたのかという思い出話からスタートします。


朝目を覚ました時に突然「鍛えなきゃ!」と思った13歳のある日

それは突然訪れました。中学二年生になるかならないかのある日の朝。目が覚めた時に強烈に「鍛えなきゃ!」という思いが怒涛のごとく溢れてきました。

前日の夜まではウエイトトレーニングをしたいなんてこれっぽっちも思っていなかった少年でしたが、なぜかその日猛烈に、強烈にこの鍛えなければという思いが溢れ出てきたのです。

最初に行ったことはお年玉を含めたおこずかいをかき集めて、当時少年ジャンプの広告などに載っていた、これ一台で何十種類ものトレーニングが出来るという油圧タイプの「マルチトレーナーDXなんちゃら」というトレーニング器具を買うという作業でした。

親(主に母親)を説得して生まれて初めての通信販売での注文。そして、数日後その器具が家に届きました。

私のウエイトトレーニング人生はそこからはじまりました。

最初は手当たり次第出来る種類のトレーニングを毎日ガシャガシャと行うという非常に無計画なトレーニングでした。まあ、当たり前ですよね。当時まだ13歳ですし、指導者もいなくて情報も当時全く手に入らない状態なので、手当たり次第自分の感覚でやっていくしかないですから。

そして、そこから十数年。私はパワーリフティングで世界チャンピオンになっていたのでした。(話が飛躍しすぎ・・・笑)

とまあ、要するに私が何を言いたいかというと、そんな少年から世界チャンピオンになるに至るまでに私の中で強くなるために確立してきたことがいくつかあるのです。

今回のコラムではその強くなるために確立してきたことの中から厳選して10個皆様にお伝えできたらという感じです。

それでは順不同ではありますが、私が実践してきた事を以下に述べて行きたいと思います。

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