南にこ @minami_nico28 さんのこと #SiamDream #サイドリ

タイ・バンコクを拠点とする日本タイ混成アイドルグループの日本人メンバーである南にこさんが椎間板ヘルニアにより9月でグループを卒業することになった。

2018年11月,社員旅行でたまたま訪れたバンコクでたまたま開催されていたイベント・Pop Of JapanでSiam☆Dreamを初めて観た。その日たまたまタイ人メンバーHikarinの生誕祭で,ちゃっかり自分は集合写真に写ってしまった。「写っちゃってよかったですかね…?」とにこちゃんに聞くと,「もちろんですよ!」と明るく返ってきた。現地人ばかりの現場で,たまたま迷い込んだような日本人が受け入れられたと感じた。

南にこという名前は,以前所属していたグループ・Asteriskの解散のときに書いたブログがRTで回ってきたときに見たような気がするという程度のものだった。それですらチェキ列に並んでいるときに思い出したのだが,印象に残る言葉を発する人であることはそのときすでに知っていたのだろう。バンコクを拠点として活動するにこちゃんと東京に在住する自分が直接言葉を交わしたのは5回程度しかない。その距離を埋めたのがSHOWROOMだった。にこちゃんのSHOWROOMは星集めや競争を煽る課金イベントとは無縁の,タイと日本のファンが彼女とシンプルにコミュニケーションを取る場だった。毎日配信されるSHOWROOMはわたしにとって快適なラジオ番組だった。見れるときは見る。その中でも,にこちゃんのきっぱりした言葉にはっとさせられることは何度もあった。言葉を決して軽んじない人だから,この卒業発表も考えて,苦しんだ上でのものに違いない。

にこちゃんはタイでSiam☆Dreamとして活動しながら,日本で声優の活動をするために頻繁に二国間を移動していた。その過酷さが椎間板ヘルニアの遠因になったかどうかは知らない。ただ,アイドルと声優の両立という(たとえばi☆Risが日本で実現しているようなことを)国境をまたいで為そうとしていたにこちゃんの実践は,ほかの誰にもできない,稀有なものであるということは自信を持って言うことができる。2019年のTIF、フェスティバルステージにサイドリが立った誇らしさといったら!(それをタイ人と日本人のファンが入り乱れて観る楽しさ!) そうやってサイドリが確かに実績を重ねていく中、にこちゃんの悔しさをわたしがいまさら代弁する必要もない。アイドルと声優,日本とタイ,そういう境界を越える実践を-少なくとも心理的には-近くで見ることができた。だから,南にこが声優として,Siam☆Dreamがアイドルとして,ともに大きくなって,たとえばアニサマで共演するような未来を想像することができる。夢は距離を超えて続いていく。

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ディアマイフューチャー
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