台風一過

まずはじめに、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。心穏やかに過ごせる時間が少しでも訪れますように。

今回の台風は幸いライフラインすべて無事で過ごせましたが、去年の台風(21号チェービー)で4日間停電したので、1つでもライフラインが途切れるだけで不便だということと日々の備えに甘さがあったことをとても痛感しました。
台風の少し前に起きた大阪地震では、食器が割れたり家のものがとっ散らかっただけの被害だけでライフラインが無事だったことに安心して非常食や家具の損壊対策を重視していたため、台風で停電するとは思わずライフライン対策をまるっきり見落していました。
そのことも踏まえて今年は乾電池の買い足し、容量多めのモバイルバッテリー、防災用ラジオ、乾電池式のモバイルバッテリーを買い足しました。

去年の台風で停電したときのこと

関西直撃とはいえ今まで大したことなかったし、買い溜めしたから家に引きこもってたら大丈夫やろwと余裕ぶっこいてました。

★停電後すぐに復旧するだろうと思って待ってたけど、日が暮れても復旧する様子はなく「まずい」と思い始める

★幸い近くのスーパーとコンビニが開いていたので買出しに行けたものの、懐中電灯も電池も売り切れてたので仏壇用の蝋燭とコンビニでぎりぎり残ってたモバイルバッテリーを購入

★当時母が出張で東京にいたので、自宅には自分一人と猫5匹。猫の食糧、トイレ砂も購入

★この日の翌日、タイミング悪く出勤の予定があり、停電で温水が使えず水風呂を考えるも体は汗ふきシートでしのげても、髪が長いのでドライヤーが使えないからウィッグで誤魔化そうかと思ってたところに交通機関が復旧。停電を免れた友人の家に避難させてもらい入浴し寝泊まり。日中は猫の世話と復旧の確認のため自宅へ、夜は避難のため友人の家を往復

★出勤日に事情を説明して職場で携帯とモバイルバッテリーを充電させてもらいながら仕事(コンセントの私用は許可がいるため)

★退勤後、ライフライン停止で入浴できない人向けに開放してくれている施設を見つけて利用

★停電を想定していなかったので、買い溜めしてた冷凍食品が停電でじわじわと台無しに。運良く水道ガスは使えたため、日中に冷蔵庫や無事そうな冷凍庫の中身を調理したり友人の家に持っていったりして過ごした

★暗くなってからは買った蝋燭や雑誌の付録の自撮りライトを懐中電灯代わりに

★やってて良かったタンス預金。ATMには給料日さながらの長蛇の列。

備えは大事

今の技術で自然災害の中で正確に事前予測できるものは台風くらいですが、今回の台風で被害がなくても予測できない地震を想定して日々備えることは大事だと思い、具体的に行動してみたものがこちら。

★単3電池が売り切れやすいので単4電池と単4⇒単3の変換アダプター買っておく(百均でも売ってます)
★未開封で常温保存できる食品を日頃からチェックしておく
★台風で停電の可能性が予測できる場合、事前に冷蔵庫・冷凍庫の中身を使うようにする
★モバイルバッテリーは乾電池式も買っておくと安心
★傘は危険なのでレインコート、レインポンチョはあると便利(元々防災目的で買ったわけではないけど、役立ちました)
★ボドゲやカードゲームなど電源を使わなくてもできる遊び道具や手芸(縫い物編み物とか)は気が紛れてスマホの節電にもなる
★アウトドア用品が防災用品として使えるものが多いので使えそうなものを調べておく
★新聞紙はサッシの浸水や破損物の処理、断水した際に簡易トイレとして使えるので少なくとも3日分あると便利

です。
今回はASDの「嫌な体験や経験を思い出しやすい傾向」「興味関心があることに対するこだわりの強さ」と、ADHDの「思い立ったら行動する衝動性」がいい方に作用できたケースじゃないかなと思ってます。

とはいえ、まだ避難所生活を経験してないので避難所にいくとなれば状況は変わると思いますが、自宅で過ごす上ではやってて良かったと思いました。

新たな目標に向けてサポートいただけると嬉しいです。よろしくお願いします。