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7月の後半こそは・・(17首)

近況

4月に短歌会に10首の歌を送り、7月号で4首が掲載されていた。採用された歌は、少しでも自分の視点が入った歌だった。ただ観察したままを表現した歌であっても、ビックリするほど言い得た表現なら採用されるだろう。私にはそんな表現力もないし、語彙もない、語彙を選び取る力もない。歌を変えていくには、誰かの反応に対して応えていくしか道はないので、今回のフィードバックを得て、何事も自分の視点で詠んでいく。 と、7月前半の歌は、フィードバックを得る前のやつなので、いつもの駄作です。7月後半こそは!

7月上旬の歌たち

7/1月
蒸した日にホームに立ちて電車待つ期待は外れ電車も蒸して
7/2火
8月に向けてサービスをテストするこれでいいのかなぞる不安を
7/3水
言の葉を選んでつむぐ歌人たちあぁなれるかなあぁなりたいな
7/4木
歯を削り新たな虫歯見つかって自らの歯はいつなくなるか
7/5金
身の置き場すでになかりし職場にてされど休めぬ事情(こと)などあって
7/6土
久々の資格試験はドキドキとチクチク胸に刺すプレッシャー
いかがわし街並み惹かれ夕方の石けんの香の通りを歩く

7/7日
七夕に家族と離れ自分ごと雨よ流して罪悪感を
7/8月
世の中を見る解像度下げるのは嫌なものみな目を塞ぐ癖
7/9火
コーヒーはいつもホットを頼むけど汗かきながら飲むよりアイス
7/10水
いつのまに下がった気持ち切り替えたレジリエンスを取り戻したるか?
7/11木
待ちわびる発表時刻の11時パソコンの前ポチるその本
7/12金
話聴くカレー食いたく昼カレー翌日は読んで晩カレー食う
7/13土
移動中何か読むのが常なれど乗り馴れぬバス景色楽しみ
休日の出勤悪く言われるが誰も居ぬ場は捗りもする

7/14日
疲れ勝ち「遊ぼう」という子の言葉幾度も断わる雨の一日
疲れ勝ち「遊ぼう」という子の言葉幾度も遮る雨の一日
(「塔」短歌会8/20締切)
7/15月
布団だけそのあたたかみだけ感じ一日過ごすそんな日があり

あとがき

短歌会への歌は手書きで送ることなっている。死ぬほど面倒だけど、何とか今週、送ろう。7月20日締め切り分は、なんと10月号。そんな先のこと・・と思いつつ、ここを怠けると、もっと先までフィードバックが得られない・・面倒だけど、何とか送ろう。

いい歌を詠むため、歌の肥やしにいたします。 「スキ」「フォロー」「サポート」時のお礼メッセージでも一部、歌を詠んでいます。