年末に思い出のカレーを食べたくなった
今年もカレーの学校のアドベントカレンダーを完走できました！
カレーの学校 Advent Calendar 2020
いろんな方がカレーについて書かれている。
そんなカレーの話を読んでいると、一つの思い出が浮かび上がってくる。
中学の時のキャンプの思い出だ。
県内のいろんな学校の生徒が集まるキャンプ。
引率に、ボランティアだろうか、大学生が何人かついて来ていた。
その中に、パキスタン（だったと思うが）の留学生のお兄さんがいた。
各々チームで、テントを立て、それぞれのチームが調理を開始した。
みんなより少し遅れて、そのお兄さんも、調理をするではないか。
何ともかぐわしい香りが漂ってくる。お兄さんの周りをみんなが囲む。
それが初めて見たシャバシャバなカレーだった。
全員には行き渡らなかったが、幸い私のご飯にはそのシャバシャバなカレーがかけられた。
ココナッツミルクでまろやかに感じる一口目のあと、しばらくして辛さはきたものの、最後まで休むことなく食べた。
当時も、今も、辛い食べ物は得意ではない。
でもあの素敵なまろやかさに包まれたカレーはすごくおいしかった。
今でもあのカレーを思い出すと喉が鳴ってしまう。
30年前の思い出だ。
そんな思い出を持っていても、食べ歩いたり、自分で作ったりしない。けれど、どこかであのカレーに出会えるんじゃないかと思っていた。しかし、あのカレーに近いものには出会えていない。
カレーの学校の学校長の水野さん、東京カリ〜番長のリーダーも、
どんなに美味しいカレーでも、思い出のカレーには勝てないという。
そうなのかもしれないけれど、どこかで出会えると思うから、時々、評判のカレー店に行ってみようという気持ちが起きることは事実だ。
来年もおいしいカレーに出会えますように。
･:メリークリスマス*:･ﾟ`☆､｡･:*:･ﾟ`★.･ﾟ
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