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ズボラ人間、せいろ蒸し生活はじめてます

2024年6月、人生で初めてせいろを購入しました。

  • 食べるのは大好き

  • でも別に料理上手ではない

  • 天性のズボラ派

こんなていたらくの私のせいろ生活を、漫画を交えて紹介していきます。

せいろ生活がはじまった

最近Xやinstagramでせいろを使った料理の投稿をよく見かけるようになった今日この頃。
なんとなく気になっていた時、見かけたのがuno(@_unobox_)さんの投稿。
せいろ選びの過程から実際の使用感までを紹介しているマンガを読んで、これはもう買うしかない!と思い購入に踏み切りました。

善は急げ、手っ取り早くamazonでせいろ選び。
いざ買うとなると、材質やサイズ選びで地味に迷いました。

材質は主に3種類、最高級品だと檜、普通は竹、安価は杉。
途中で飽きる可能性もあるし(買う前からそんなこと思うな)最高級はやめておこう・・・
かといってハマった時のことを考えると安価を選ぶのもなぁ・・・
ということで間をとって竹製に。

大きさは18cm・21cm・24cmと3種類。
ここは一度に大量に蒸せた方が作り置きできてラクだからと一番大きいサイズにしました。のちに別のメーカーで27cmがあったので、そっちにしとけばよかったとうっすら後悔です。

せいろを使う前はまず「空蒸し」

空蒸しほかほか

入手してからすぐに使えないのが天然素材。
まずは水洗いして空蒸し(食材を入れずに15分くらい蒸すこと)が必要だそうです。
「空蒸しってなんかもったいないな、すぐ蒸したい!」なんて思いましたが、空蒸しをすることで

  • 木くずや汚れがとれる

  • 木のにおいが消える

  • 食材のにおいが木に移りにくくなる

  • 割れや変形を防ぎ長持ちさせる

と、絶対やった方がいい効果ばかり。
すぐに壊れたらもっともったいない。ちゃんと15分蒸しました。

空蒸しをして自然乾燥させたら、いよいよ使えるようになります。
何を蒸そう!

一番最初にうまくいったのは塩鮭

うまくいった鮭。根菜を先に加熱して途中で魚を載せました。

一番最初にうまくいったのがマンガにも載せてますが、塩鮭でした。
はじめから塩が振ってある鮭です。

蒸す前に料理酒を振ってから蒸し鍋へ。
途中で開けて熱の入り方をチェックしながら蒸しました。

お、うまくできた!っていう感覚。
レンジでチンするよりもふっくら仕上がりました。
素材の味が活きておいしい〜。

写真の下段にもあるようににんじんやなすも蒸しました。
お野菜系も食べやすくておいしい。
にんじんやさつまいもは素材の甘味を感じます。
野菜に関しては塩やツケダレなど、味付け次第でだいぶバリエーションが楽しめそうです。

せいろはお手入れが大変?

せいろを使うにあたり最大のハードルは「お手入れ」だと思います。

私なんかに天然素材の手入れができるのだろうか?
と思ってたのですが、いざ買ってやってみると、手入れっていうほどの手入れしないことが判明。

まず洗うときは水洗い、基本は洗剤をつけません。
素材はせいろに直に並べず、クッキングシートや蒸し布を敷きます。
使い終わったせいろは水洗いをさっとやって乾かすだけ。

乾かすっていうのもなかなか乾かないんじゃないかと思ったけれども、そんなに気にならず。
だいたい使うのは夜。
蒸し終わったら水洗いをして水気を切り、あとはフライパンの上に三つ巴にして放置です。
ご飯を食べた後でひっくり返し、キッチンに行くタイミングでひっくり返し。夜が明けるといつの間にか乾いてます。キッチンをがっつり使うのは夜がほとんどなので邪魔にもなりません。

このままほっとく。

この並べ方にすると空気に触れる面が最大限に確保できるので理に適っている(と私は思っています)

フライパンを出しっぱなしにしておくタイプの人には有効な乾かし方です。

蒸した食材、おいしかったのはコレ

せいろを使い始めて3週間ほどでだいぶ火加減や時間管理をマスターしてきました。

まずはトマト。
思った以上においしくなりました。

ナマのトマトはそんなに好きじゃなかったんだけど、蒸しトマトはトマトジュースみたいに味が濃くなった感じ。
ミニトマトでもいいんですがミディトマト(ミニトマトと普通のトマトの間)だとたっぷりジューシー感を味わえます。

あとはパン。
パンは本当においしかった!
質感が全然違います。ふっっかふか!「っ」が2個入るぐらいふかふかになってました。

ちょっともっちりした食パンを選んだので、さらにもちもちとアップ。
デザートみたいなくらい柔らかくて、イチゴジャムを塗ったらいちご大福かと思うぐらいのもちふわ〜。

このもちもちのパンを食べるためにせいろを買ったのだ……!と思えるくらいおいしい仕上がりになりました。

こちらはマンガに載せたせいろのお昼ごはんプレート。
ミディトマト・安いソーセージ・冷凍しておいたカリフラワー・生卵・パンを蒸しました。

蒸したあと。
たまごはちゃんと固まってます。なんとなく、何もかけずに食べたけど充分おいしい。
あとソーセージがおいしい!ソーセージの下にパンがあるとソーセージ味になります。

せいろには微調整していく楽しみがある!

せいろ蒸しに慣れてきた理由のひとつが蒸し布。
それまではクッキングシートを敷いて蒸してましたが、蒸し布にしてから蒸しレベルが上がった気がします。あとは火加減がだんだんわかってきたりとか。

せいろ生活、料理というよりは実験に近いかもしれません。
こうして器具を変えてみたり、時間や火加減を変えてみたり。
食材は無限大、想像を越えるおいしいものがまだまだありそうです。
自分に合うように微調整して試行錯誤していく楽しみがあります。

天然素材でお手入れ面倒そう、
丁寧な生活っぽくて難易度高そう・・・

実際使ってみたら全然そんなことはありません。
思ったよりも気楽なせいろ生活、気になる方はぜひ始めてみてはいかがでしょうか。

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