見出し画像

世界を変えた銃声とは?

COBRAの2020年5月6日の記事「Portal 2025」で紹介された記事「What was the “shot heard round the world”?」を翻訳しました。

※翻訳がお気に召しましたら、記事下部からサポートをご検討くださいませ。

"シリウスの50年期では、各世紀の25年目と75年目に地球に強力な革命のパルスが送信されます。これらのパルスの多くは、2025年に結び付く事象を生じさせます。

1775年のシリウスのパルスは、フランスの啓蒙運動の絶頂期や、セントジャーマンによるパリのミステリースクールの創設や、アメリカ革命を起こした「世界を変えた銃声」へとつながりました。

星の同胞団では、1775年は、「光の年」として知られています。"


元記事


UPDATED: AUG 30, 2018 (ORIGINAL: JAN 22, 2015)
by ELIZABETH NIX

1775年4月18日の夜、大勢のイギリス軍兵士がボストンからマサチューセッツ州コンコードに向けて出発しました。アメリカ入植者が貯蔵していた武器弾薬を押収するために。

翌早朝、イギリス軍がレキシントンに到着すると、そこでは70名ほどの民兵が草むらにたむろっていました。突然、誰かが発砲し始め (どちら側だったかは不明) 、乱闘が始まりました。衝突の結果、8人のアメリカ人が死亡し、それ以上の人数が負傷、英国兵は1人死亡しました。

同日、イギリス軍はすぐ近くのコンコードまで進攻し、町のノースブリッジにいた地元武装勢力に遭遇しました。そこで銃撃戦が行われ、2人の入植者と3人の英国兵が死亡しました。その後、イギリス軍はボストンに撤退しましたが、途中で植民地の民兵との間で小競り合いが起き、多数の死傷者を出しました。これが独立戦争の始まりとなりました

画像1

後にノースブリッジでの事件は、詩人ラルフ・ワルド・エマーソンの1837年の詩「コンコード賛歌」の冒頭の一節で、当時の出来事を次のように振り返っています。

「橋のそばでの無作法な振舞いが、洪水を引き起こした
彼らの旗は、4月のそよ風に乗って広がっていった
戦いに駆り立てられた農民たちが立ち上がった
そして、銃声が世界中で響き渡った」

エマーソンの「コンコード賛歌」は1837年7月4日に行われた催しにおいてノースブリッジの戦いへの献辞のために書かれた詩です。1803年にボストンに生まれたエマーソンは、幼少時代をコンコードで過ごしたことがあり(彼の祖父は1775年のノースブリッジの戦いを自宅から目撃していました)、1834年にはコンコードに移住し、1882年にこの世を去るまで住み続けました。そこでエマーソンはこの国を代表する知識人の一人「コンコードの賢者」として知られる人物となりました。

「世界を変えた銃声」という言葉は、米国独立戦争だけでなく、1914年のオーストリアの大公フランツ・フェルディナンド暗殺事件がきっかけで第一次世界大戦が勃発したことや、1951年にニューヨーク・ジャイアンツのボビー・トムソン選手が逆転スリーランホームランを放つなどの、歴史上の出来事にも使われています。トムソンの 「銃声」 のおかげでニューヨーク・ジャイアンツはナショナルリーグのペナントを手に入れるという偉業を成し遂げました。


サポートいただき、誠にありがとうございます!真実の島の共創に使わせていただきます💚