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尖端恐怖症ーあなたに刺さる、ブルジュ・ハリファ



【スカイツリーが飛んでくる】

よく、スカイツリーを上空から撮影する表現方法が
コマーシャルやドラマで使われている。
それを、直視できない。

カメラが少しづつスカイツリーを真上から見るアングルに近づく。
もう少しで、スカイツリーが飛んできて、私の目に突き刺さる。
突き刺される前に、瞼でガードする。

ドバイの超高層ビル、829.8mのブルジュ・ハリファも同じだ。
とある映画で、スカイツリーと同じように上空からの撮影があった。ブルジュ・ハリファが飛んでくる。顔を背けてガードする。多分頬に刺さった。

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こんにちは!のがのです。
尖端恐怖症、ご存知ですか?
先端恐怖症、という表記も正解なようです。
尖ったものが怖い、というアレですね。
のがのは、アレなのです。
さて実際は、どんな症状が現れるのでしょうか。
一緒に観察してみましょう。

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まずは定義から。

尖端恐怖症(先端恐怖症、せんたんきょうふしょう、belonephobia)とは、鋏・針・鉛筆・ナイフ・カッターなど、先端が尖った物が視界に入った時に強い精神的動揺を受け、身体に一時的な変調をきたす神経症の一種である。また鋭く尖っていなくとも、光沢のある鉄柱を脇目に捉えてしまったり、指やペンなどを向けられても反応してしまう場合もある。

鬱病の部分症状として現れ、先端が尖ったものを向けられると、異常に反応してしまう。症状が重い場合はパニックに陥ることもある。特に、発熱や睡眠不足など、体調が優れない時は症状が酷くなる。医学的な治療法は、抗不安薬や抗うつ薬の薬物療法が一般的である。

天下のウィキペディア先生 https://ja.wikipedia.org/

wiki先生を読むまで、「うつ病の部分症状」だとは知りませんでした。
確かに、昔は尖端恐怖はありませんでした。それが、自宅療養中に突然発症したのです。

【 弓で射ち込まれる人参 】

ナイフなんて、みんな怖いやん。
そう思われるかもしれませんが、それは「刺されたら痛い」恐怖かなと思います。私も怖い。
でも、そういうことでは無いのです。
ナイフの柄でも、怖いのです。

Ex.1
「か、金を出せ…!」
強盗がやってきました。あなたの顔に向け、ナイフを突きつけてきます。
怖い。

Ex.2
「か、金を出せ…!」
強盗がやってきました。あなたの顔に向け、ナイフの柄を突きつけてきます。
なんだコイツ。ある意味で怖い。

でも私にとっては、Ex,2も、Ex.1のように怖いのです。(この場合、死の恐怖は除外する)

Ex.3
ここに、人参があります。
人参の先を、あなたの目の前に向けてみて下さい。
どうでしょうか。別に怖くない。
では、目の前に弓道の選手が立って、あなたの目に向かって至近距離で人参を放つとしたら、どうでしょうか。

尖端恐怖症の場合、いつも目の前に弓道の選手が立っているようなものなのです(個人差あり)。
ポッキーとかトッポはもちろん、フィンガーチョコ、徳用チョコ、エリーゼ、指、バット、なんらかのカド…その先を見ると、
弓道の選手が一瞬で弓にセット。至近距離で、目に向かって射ってきます。
ギャッ。目を閉じる、顔を背けるのは勿論、胸苦しさ、寒気、体が縮み上がるような恐怖。

皿洗いをしながら、目の端に見えている、乾燥させるために立ててある菜箸。
これもダメです。向けられていないのに、何故か怖いのです。
弓道の選手がいつ放とうかと、虎視眈々、狙っているのです。

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お分かりいただけただろうか…

ほら、弓道の選手があなたの向かい830m前方に立ち、
829.8mのブルジュ・ハリファの先を向けて、あなたの瞳に放とうとしていますよ…

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

のがの

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