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【WEEKLY OCHIAI】2022.1.12 【岸田文雄×落合陽一】 岸田首相の「ビジョン」を問う

2022年のweekly ochiai第二弾は日本国第100代内閣総理大臣 岸田文雄首相です。まさか一国の首相の貴重な30分を貰えるとは。落合陽一さんが岸田パイセンとの対話で、どうキャラクターを分析したか。貴重な会です。


■岸田ビジョン/岸田パイセン

・岸田ビジョンから新しい資本主義、デジタル田園都市の話。と、素直にいかない落合陽一氏。まずは開成高校の話から。

・開成高校の運動会では、アーチを作る係。賢い集団のなかだ、人の話を聞きながら、大きな仕事をするタイプという落合陽一氏によるキャラクタープロファイリング。

■データは21世紀の石油/デジタル田園都市構想/新しい資本主義

・データ、デジタルについては日本経済の重要なポイント。この2年で見えた日本の弱点を強みに変える。データで安心できる社会を作る。

・中国型の権威としてのデータでなく、米国型のビジネス至上主義としてのデータでなく。社会全体の利益、総和を大きくする、日本型のデータ活用を目指す。そのために、地方のデジタルインフラ整備も進める。

■グリーン戦略

・電力安定と合わせて考える必要がある。原子力も考慮して、再生可能エネルギーと統合的に考える。地方の事情も合わせて考える。

■ブラックボード:2022年の抱負、未来

・新型コロナ克服 経済再生 (新しい資本主義)

■落合陽一氏の視点

・デジタルは一人の天才が変える

・IDからWallet型に。分散型の世界に注目。これは先週の安宅和人さんとの対話で出てきた考え。


・岸田首相はシャーマンみたい。
 色々な人の話を聞き、受け止めたものをベースに進めていくタイプ。
 この専門家、ブレーンの話を接続して話をする。キャラクターが見えない。
 みんなの議論が届く。普段の声と政府のやる事が近づいてくるかもしれない。

・今年はデジタル(格差)、カーボン、地産地消での財政政策、Web3・分散型の課題とどうやって動かしていくか。

■感想戦

岸田首相の声を30分ノーカットで聞けたのは貴重な時間。内容は薄いという声もあったが、的は射ている内容。ただの、キャッチーな言葉を使わないので、心に残り難い感じであった。
落合陽一氏の感じた、周りの声を咀嚼して進めるという姿勢が、上手く行けば良いが。一国の代表という立場で、キャッチーなビジョンや方針を宣言しなければ行けない時もあるのではないだろうか。その時、どう振る舞うかは注目したい。
何にせよ、デジタル、カーボン、地方再生…そして分散型の新しい社会と、まさに21世紀型の世界に映る中で日本のポジションが決まる、大変自由な時期である。デジタルニッポンを再び良い国となるよう、がんばっていただきたい。


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