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1月3日「今日はハレの日、明日はケの日」

今日で正月三が日が終わりますね。

明日は1月4日金曜日です。公共交通機関は平日ダイヤに切り替わり、役所では仕事始め、証券取引所では大発会、一部の企業では始業日なのです。
正月気分も今日でおしまい、まもなく日常がやってきます。

労働が始まる

明日は多くの人にとって長期休暇が終わり仕事が始まる日です。
ああ、この世界には一生かけても消費しつくせないような面白いエンタメがあるのにどうして労働一色の日々に戻らなければならないのだろう。まったく非日常とは儚いものです。

ちなみに私は働くの嫌ではないです。仕事によって得られる適度なストレスは生きていく上でいい刺激だと思っています。

ハレとケ

さて民俗学には「ハレとケ」という言葉があります。

「ハレとケ」とは、柳田國男によって見出された、時間論をともなう日本人の伝統的な世界観のひとつ。
民俗学や文化人類学において「ハレとケ」という場合、ハレ(晴れ、霽れ)は儀礼や祭、年中行事などの「非日常」、ケ(褻)は普段の生活である「日常」を表している。
ハレとケ - Wikipedia

今日はハレの日、明日はケの日なのです。
ハレの日とはお祭りやお祝い事といった非日常のことです。
お正月というハレの日が終われば次に来るのは成人の日、春になれば花見があります。今年は5月1日に新天皇即位と改元という超ハレの日が控えています。

一方でケの日とは日常のことです。学生さんにとっての日常は学校に行くこと、仕事をしている人にとっては仕事をすることでしょうか。
あんまり楽しくなさそうなのです。

日常とはハレの日の谷間のつまらない日々なのかもしれません。

ともあれハレの日であってもケの日であってもかけがえのない人生のひと時であることに変わりはないのです。世間の慶事にとらわれず今ここに生きている自分を見つめて楽しく生きていきたいものです。

お読みいただきありがとうございました。

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