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無理に自分を既存カテゴリーの枠に収める必要はない、という話

「どんな系統の洋服が好きなんですか?」


ぼくは洋服が好きだ。

運営しているメディアも、洋服に関するものなのです。


聞かれてみると、確かにぼくは自分でも自分が好きな、いわゆる「系統」やら「ジャンル」というものが分からない。


色々なブランドの洋服を着るし、それらの価格帯もバラバラ。

古着も買えば、伊勢丹のようなお店でデザイナーズブランドの最新作にも手を出したりします。

かと思えば、リサイクルショップに行ってお宝探しを楽しんだり。


自分ではあまり自覚していませんが、色々なジャンルの洋服に、ブランドに手を出す雑多な趣味をした人間なのかもしれません。


だから「どんな系統の服が好きなんですか?」という質問には、どう答えるべきか少し困る。

「アメカジ」とも言えないし、「モード系」とも言えないし、一口に「カジュアル」と言えるような服装もしていない。

そういう自分を、ぼくは自分で「何だか色々と、どっちつかずな人間だな」と少し前まで思っていました。


今日、人とそういう話をして思ったこと。

人は、無理に自分をジャンルや系統に当てはめて考える必要なんてない、ということでした。


例えば、ぼくが「この人はとても素敵な服の着方をされているな」と憧れている人のひとりに、お笑いコンビ、ピースの又吉さんがいます。

又吉さんは、誰から見ても分かりやすいまでに、ジャンルに当てはまらない服装をされている方だと思うんです。


色々な洋服を着られるし、何よりそれぞれの洋服を選ぶ理由が、その全てにおいて存在する。

いわばジャンルや系統、カテゴリーに関係なく洋服を選ぶその姿には、もはや「又吉さん」という唯一無二のそれになっていると思うんです。


ぼくは洋服を選ぶにしても、選んだそれらを着るにしても、そういった姿勢を持っている方が、とても格好いいと思っていて。

要するに、既存のカテゴリーがどうこうではなく、ちゃんと自分の意思や好きなものを持っている人たち、なんですよね。


ぼくもそうありたいと思っています。

だからこそ、ジャンルや系統、カテゴリーを気にしたことはほとんどないんです。


「自分」という、この世に唯一無二のカテゴリー、ジャンルを作ること。

そこにぼくは、洋服を着ることの楽しみを感じています。


音楽を聞くにしても、「音楽が好き」と一言で言うにしても、その人にとっての「音楽が好き」はもしかしたら、音楽におけるジャンルのひとつである「ロックが好き」なだけなのかもしれません。


広い意味で言えば、確かに音楽が好きなことに間違いはありませんが、それだけじゃ少し退屈じゃないですか?という話です。

音楽にも色々なジャンルが存在するんだから、もし本当に「音楽が好き」なら、もっと色々なところに手を伸ばしてみると、もっと面白いはずです。


事実ぼくは、今周りにいる「音楽が好き」な人たちと出会ってからは、自分は実は「邦ロックが好き」なだけだったことに気が付いて。

以降、国や言葉の壁を超えて色々な音楽を聞いてみるようになってからは、毎日がとても豊かになりました。


自分のことを、変にジャンルやカテゴリー、系統に配置させようとしなくていい。

ぼくたち日本人は特に、無意識のうちにそうした決め事やレールの上に自分を乗っけては、人と同じであることに安心感を覚えています。


でも、そういった、いわゆる普通や常識を飛び越えた先でこそ、人生にも面白いことが起こるものではないでしょうか。

ぼくはもっと、何をしているのか分からない人になりたいです。

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つ、徒然なるままに〜
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