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TikTok Liveが日本でも正式リリース(特に17 Liveとの一騎打ちへ)

最初は「日本のTikTokクリエイター2000人程度」からということですが、TikTokのライブストリーミング機能「TikTok LIVE(ティックトック ライブ)」が2020年7月31日(金)から正式に始まりました。

3月から日本へTikTokのライブ配信機能がやってきた

日本ではじめてのTikTok Liveの事例はおそらくコブクロだったはずです。

その後、神奈川県など、TikTokで公式にチャンネルをもつ限定的な人たちだけがこのTikTok Liveを使うことができたようですが、今度は、その範囲を「日本のTikTokクリエイター2000人程度」へ広がります。

もっとも注目は「OBSをはじめとする外部配信ツールでのRTMPが可能」

TikTok Japan公式のnoteに記載されている「TikTok LIVEの特徴」でわかることは

- ライブ配信は「スマホ縦持ちの縦長視聴」である
- バックグラウンド再生対応
- コラボ配信機能あり
- OBSをはじめとする外部配信ツールでのRTMPが可能

で、特に、RTMPでライブ配信をすることが可能であることは注目です。スマホではライブ配信の表現に限界がありますが、OBSなどの外部配信ツールでライブ配信をすることができるといろんなジャンルのライブ配信が可能となり優位性もあります。

TikTok Live vs "17 Live or SHOWROOM or LINE LIVE"

そして、TikTokがライブ配信機能をリリースしたことによって、これまでスマホ縦持ち縦長画面視聴のプラットフォームの代表である「17 Live」や「LINE LIVE」、ついでにいうと「SHOWROOM」あたりとの一騎打ちになりそうです。

特に、これまでライブ配信の配信者たちをいろんなところから引き抜いてきた「17 Live」は影響を受けそうな気がします(短期的ではなく長期的に)。

ただアメリカや日本への展開の影響にも注視が必要

ただ、いまニュースでも話題になっているのは「トランプ米大統領は7月31日夜、中国の北京字節跳動科技(バイトダンス)が運営する動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の米国事業を禁止する方針を明らかにした」なんていう話もある状況。

スマホメーカーのファーウェイと同様に、アメリカと中国との政治的な駆け引きによって、日本でもその影響がでてくるのかも注目をしなければなりません。

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