
Instagram LiveはOBSなどでライブ配信が(公式で)可能に
Instagram Live Producerというものが(2022年7月8日あたりから)登場したようです。
非公式でOBSからインスタライブする手段はあったけど…
これまで、OBSなどの外部配信ツールを用いてInstagram Liveをする方法は、Yellow DuckといったサードパーティWEBサイトを経由することで可能ではありました。
でも、YouTube Liveといったライブ配信やZoomなどのビデオ会議ツールを用いたウェビナーの配信を業務(案件)として依頼されてお金を頂戴する私たちのような立場としては、あくまでも(Instagramにとってみれば)非公式なので、ライブ配信そのものが止まるだけならまだしも、最悪は、アカウントの停止というリスクも決してゼロではありませんでした。
しかも、サードパーティWEBサイトでInstagramのIDとパスワードを入力しなければならなかったのも、私個人的にはオススメできなかった理由のひとつだったかもしれません。
よって、どうしても、OBSなどの外部配信ツールを用いてInstagram Liveをしたい案件では、その"非公式"な手段を用いて、ライブ配信をすることもあったのですが、それは、あくまでも「リスク」を容認してもらった上で実行したという現場もあったかもしれません。
Instagram Live ProducerはWEBブラウザから
Instagram Live ProducerはInstagramへWEBブラウザでアクセスをし、ログイン後に、“Add post(新規投稿)”ボタンから遷移をしていくと、OBSなどの外部配信ツールで設定するときに必要な「Stream URL」と「Stream Key」を取得できる仕組みになっています。
Instagram Live Producer(と外部配信ツール)を用いてInstagram Liveをする場合のオススメ設定やその方法については上記のWEBサイトから確認をしてください。OBSなどの外部配信ツールを用いたライブ配信に慣れた方ならそう難しくないでしょう。
ひとつ挙げるならば、Instagram LiveはもともとはYouTube Liveのように横長(16:9)ではなく縦長(9:16)なので、それに準じたいようであればそのあたりのカメラ設定は必要となるかもしれません。
残念ながらまだ一部のアカウントのみ、の模様
このInstagram Live Producerが有効となっているのは一部のInstagramアカウントであるようです(2022/07/15現在)。私個人のInstagramでは有効となっていませんでした。ある程度インフルエンサーなInstagramerであれば、このInstagram Live Producerは利用可能かもしれません。
ぜひ試してみてください。
やっと、Instagram Liveが "公式に" OBSなどの外部配信ツールを用いてライブ配信ができるようになってとても良きですね。わたしもいつか試してみたい(いつのことになることやら)。
というわけで、「Instagram Liveが "公式に" OBSなどの外部配信ツールを用いてライブ配信ができるようになった」ことを記録するために、noteを久々に書いてみたのでした。
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