人間だけが悩まされている肥満の原因(後編)

○ストレス発散を食べる事で対処する→食べ過ぎて肥満に繋がっていく

血糖値の上昇や甘みを感じた時などに、脳内ホルモンがどのように働いているかを表すとこんな感じ

糖を脂でコーティングして食べたりしたら…依存状態になって止まらなくなるのはこのため。

甘みを感じた時には、脳内麻薬として有名なエンドルフィンが分泌されてストレスから解放される。これと同時にセロトニンも分泌されることから、男性に比べてセロトニン生成が半分しかできない女性はセロトニンのもたらす多幸感に敏感に反応視しやすく、結果として依存状態に陥りやすい傾向にある。

甘いもの食べると幸せ〜❤️

という女性が多いのは、こういった女性特有の性質が影響しており、男性では到底食べられないような甘い食べ物を暴食できたるするのである。

溜まったストレスを暴食で解放する!

というのは、脳内ホルモンの働かせ方としては理にかなっているのだが、依存状態に陥りやすく、結果として肥満につながっていくのである。

ではどうすればいいのか?

 「ドーパミン」
 褒められた時に分泌される量は血糖値上昇時の200倍に相当する。食べるくらいなら、褒めてもらったほうが身体にも心にも健康的だ。鏡ごしに自画自賛しても、分泌量は一緒だというから、褒めてくれる人を探す必要はない。

 「オピオイド」
 運動による血糖値上昇で対処すれば、体脂肪を消費する上でも一石二鳥である。ランナーズハイはまさに運動によってオピオイドが分泌されている状態。

 「セロトニン」「エンドルフィン」
 甘ささえ感じれば、脳の反応は同じ。体内に吸収されない多糖類(難消化性デキストリンやキシリトール等)が含まれたお菓子などで代用してあげれば、体脂肪が増える事には繋がらない。

 仕組みはお分りいただけただろうか。科学的にはこういうことが起きているということである。仕組みを知ったところで、なかなか実行に移せないというココロの障壁の取り除き方については、個別具体的な処方が必要になってくる。この先は ビジネスになりますので、ご希望される方はDMいただけますと幸いです。

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