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【五輪開幕】バスケットボールを楽しむ!

 

 みなさんこんにちは。昨日、久しぶりに海に行って心が洗われたノックです。
 パリ五輪、始まりましたね。昨日は男子バスケの初戦のドイツ戦でした。結果としては20点差をつけられましたが、世界王者相手に素晴らしい試合を見せてくれたと思います。次の試合が楽しみです。

 さて、最近はSLAM DUNKの影響やNBAでの日本選手の活躍などで日本国内でもメジャースポーツとしての地位を確立した感のあるバスケットボールですが、バスケ経験者ではない方が試合を見たときに、どこを見て楽しんだら良いのかが分かりにくいスポーツなのかな、と思うのです。せっかくのオリンピック、多くの方にバスケットボールを観て楽しんで欲しいというのが、私を含めたバスケファンの想い。ということで、バスケットボールというスポーツがどんなものなのか、また、バスケットボールの試合をより楽しむためにポイントなどを書きたいと思います。

注)当方、高校〜大学の部活でバスケを経験してますが、専門家ではないので、一バスケファンとしての見解となります。



背が高い人が圧倒的有利

 よく言われるのが、バスケでは身長が高い方が有利である、ということ。これはリングが高さ約3メートルに設置されていることが要因です。背が高いほうが、当然、リングに近いところまで手が届くことになりますので、小さい人よりも大きい人が圧倒的に有利です。また、サッカーやラグビーのようにフィールドが広いと高さのメリットは相対的に小さくなりますが、バスケのコートは狭いので、高さが絶対的なメリットとなります。ちなみに男子バスケ日本代表の平均身長は193㎝。昨日対戦したドイツ代表は201㎝でした。
 長身選手が大半を占める中、#2富樫選手(167㎝)や#5河村選手(172㎝)などの小柄な選手の活躍は、素直にすごいと思います。

 

オフェンスが圧倒的有利

 バスケは得点がポンポン入ります。そういうスポーツとして設計されてますので、ルールもオフェンスが有利になってます。オフェンスを邪魔するディフェンスにファールの笛が吹かれる数が非常に多いのは、そういう理由です。サッカーやラグビーとは違って、攻撃を防ぐのはとても難しいことだと考えてもらって良いかと思います。なので、ディフェンスが成功したときはオフェンスが成功したとき以上に嬉しいものです。
 ちなみに、昨日のドイツ戦では、#91吉井選手が相手のエースに対して素晴らしいディフェンスをしていました。こういう選手は、チーム内でも大きな信頼を得ているのではないかと想像します。オフェンス圧倒的有利、という前提で試合を見ると、試合の流れを理解しやすいかと思います。

 

ボールを持っていない人の動きに注目

 バスケのコートには敵味方合わせて10人がひしめき合うことになりますので、特にオフェンス時には、コートをバランスよく使わなければ人がゴチャゴチャ集まってしまい、上手く得点できなくなります。なので、コートに出ている選手たちは、そうならないように自分のポジションを常に変化させながらオフェンスを行っています。
 シュートはノーマークで打つことで確率が上がりますので、オフェンスのときはいかに味方のノーマークを作るかがとっても大事です。先ほどオフェンス有利と書いたものの、相手をドリブルで抜くことはかなり難しいので、ボールを持ってないときにいかにノーマークになるかがオフェンス成功の鍵になります。オフェンス時によく見られるプレーとして、ボールを持った選手にもう一人の選手が歩み寄って壁を作る動きをすることがあります。『ピックアンドロール』と呼ばれる最小単位のチームプレーです。ボールを持った選手は味方の壁を利用して、ドリブルでノーマークを作りシュートに繋げる。スクリーンをした選手は、自分のディフェンスがドリブルに釣られればノーマークになりますので、パスを受けてシュートする。シンプルでかつ、とても有効なオフェンスの一つです。


 昨日の試合でも、#5河村選手と#24ホーキンソン選手がこれを使って何度か得点に繋げていました。
 ボールを持っている選手だけでなく、その他の4人の動きにも注目すると、バスケの試合をより楽しめると思います。
 

日本代表を応援しよう!

 男子バスケ日本代表は緒戦を落としてしまいましたが、まだ始まったばかり。予選リーグはフランス戦とブラジル戦が残っていますので、まだまだ予選突破の可能性が十分にあると思います。月曜日には女子バスケ日本代表が優勝候補筆頭のアメリカ代表との初戦に臨みます。女子バスケは前回大会で銀メダルを獲得していますので、2大会連続のメダル獲得に期待です。
 男子も女子もタレント揃いですので、毎回面白い試合を見せてくれると思っています。男子は現役NBA選手の#8八村塁選手や、NBA経験者の#12渡邊雄太選手のほか、#5河村勇輝選手と#2富樫勇樹選手(二人とも『ゆうき』ですね)のガードコンビの活躍も楽しみです。女子は、安定のベテランセンター#8髙田真希選手、前回大で神がかり的なスリーポイントを決め続けた#27林咲希選手、走攻守揃ったオールラウンダー#88赤穂ひまわり選手に注目しています。
 上記に挙げた選手以外も個性ある素晴らしいプレーヤーばかりですので、名前を覚えながらバスケ日本代表チームを応援をしていきましょう!



おわり

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