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爽やかな秋空の下、旅へと誘う一曲

こんにちは、こんばんは。東北一の都、仙台で単身赴任中のnock3です。台風シーズンが到来して真夏の熱気と秋の風を交互に感じるようになりました。台風の便りを聞くと、不謹慎と思いつつも、低気圧からのウネリを期待してしまうのがサーファーの哀しいサガ。爽やかな秋空の下で波待ちするのは、真夏のサーフィンと違った趣があります。

私は東北の海でしかサーフィンをしたことがないので、他の地域の「サーフィン・ハイシーズン」がいつなのか分かりませんが、宮城・福島地域は秋がハイシーズン。暑くもなく、寒くもなく、水温も丁度良い。夏の湿った空気から秋の乾いた空気に入れかわる。海から上がった後、ウエットを脱いで高い空を見上げる。最高ですわ。


そんな爽やかな秋の空気にピッタリな一曲として紹介したいのが、

Monkey Majik 「fly

です。




この曲はMonkey Moajikのメジャーデビューシングルで、2006年発売のアルバム「Thank you」に収められています(上記ジャケットはシングルVer.)。仙台在住のバンドとして地元で愛されている彼らですが、2006年当時、仙台のHMV一番町店の店頭で本人たちがこのアルバムを手売りしたのを見かけて、私も思わず購入。当時はまだサーフィンをやっていませんでしたが、スキーに行くときのお供として擦り切れるほど聴きました(昭和的表現)。

その後サーフィンを始めてから、秋に先輩とのサーフトリップで行った宮城県の牡鹿半島でこの曲を聴いていて、「この場所の秋をイメージして作ったのかな?」と思わせるほど、その時の雰囲気にピタっとハマったのでした。今回初めてシングルVer.のジャケットを見ましたが、やっぱり秋のイメージっぽいですね。写真の松は海沿いに生い茂る松なのだ!と断定してしまうのは、サーファーとしての私の思い込みでしょうね。。。


歌は英語から始まり、途中から日本語が入り込んでくる。邦楽ではあるけれど、ネイティブの英語により独特の雰囲気を醸し出します。繰り返されるサビの歌詞は、

Cause I wanna fly  
Fly me up so High
Take me to the skies
I won't get by


英語が良く分からない私でも、つい空を見上げて飛びたい気持ちになる。そして曲のクライマックスに向かう部分。


Everybody needs to go beyond the seas
If you can't believe me take me home…
If you can't believe me take me home…
Cause I wanna fly, I wanna fly ,take me high.
Cause I wanna fly, I wanna fly,take me high!


私たちを旅へと誘うかのようなフレーズ。
ああ、海越えて、行ってみたいわ、無人のブレイク(個人的願望)。




これから本格的な秋を迎え、台風が太平洋高気圧の縁に沿って日本の東沖のルートを辿るようになったとき、私たちサーファーは良い波を求めて旅立たずにはいられなくなる。

様々な事情で遠方まで旅に出れない方も多いと思いますが秋の爽やかな空の下、好きな音楽を携えて、ホームポイントからちょっと離れたポイントに向かい「ワンデイ・トリップ」気分を味わってみてはいかがでしょうか?



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