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【大学バスケ】二十年ぶりに興奮してきました

 ようやく秋の涼しさを感じてホッとひと息つけたノックです。
 三連休ですね。みなさんはお出かけとかしてるんでしょうかね?我が家は長男の部活があったりするので、遠出はせずに家で大人しく過ごしております。
 
 7月から連載している小説『教えて!アヤノさん〜青葉大学バスケ部の日常〜』も第12話まで進み、ようやく物語の中盤といったところです。
 先日、ロケハンも兼ねて半年ぶりに仙台市内を歩いてきたんですが、その際、物語のモデルとなっている母校の体育館に足を運んだところ、運良く現役のみなさんが練習していて、三連休は福島県内で大会があると教えてもらい、本日、応援に行ってきました(二十年ぶり!)。

 この大会は、全日本学生選手権(インターカレッジ)に繋がる重要な大会。東北の南三県(宮城、山形、福島)の大学がトーナメント方式で対戦し、優勝チームが東北1部リーグの下位チームと入れ替え戦を行い、勝てば1部リーグに上がれます。
 物語の第三話にも同じことを書いていますが、インカレに出場するためには1部リーグに上がらなくてはなりません。そのために、このトーナメントは是が非でも優勝したいところ。

物語の中では、1部リーグに上がっている設定で書いております。

 初戦から順調に勝ち上がったチームは、決勝戦で強豪の福島大学と対戦。あとでコーチに聞いたのですが、春の大会では20点差をつけられて負けているということで、格上との試合です。
 
 第1クォーターは7点差のリード。その勢いのまま第2クォーターを34ー32、2点リードで後半を迎えます。第3クォーター、相手のエースがスリーポイントとドライブインで立て続けに得点し、最大得点差のリードを許すも、そこからスリーポイントで巻き返して49ー51の2点ビハインドで迎えた最終第4クォーター。
 序盤はアウトサイドシュートが決まらず、得点が上げられない。でも、粘り強いディフェンスで点差を開かせない。相手チームは一人一人が落ち着いたプレーをしていて、堅実なオフェンスから得点をジワジワと重ねます。
 相手のペースになりつつあった第4クォーター中盤、負ければ引退が決まる4年生が力を発揮。インサイドで確実にリバウンドを拾い、そこから相手のディフェンスが戻りきる前のアーリーオフェンスでキャプテンがスリーポイントを連続で成功させる。ベンチから出てきた選手もスリーポイントを沈めて、一気にペースを取り戻す。
 ラスト3分を切ったところで、68ー61と7点のリード。ここから落ち着いて時間を使い、最終スコア、68ー63で勝利!
 
 最初から最後まで集中したディフェンスをして、相手に渡りそうだったペースを引き戻しての勝利は素晴らしかった!
 試合終了後に聞いたコーチの話では、夏場にかなりキツい練習をしたとのことで、それが見事に実った形になったようです。みんなの歓喜する様子にもおじさん、感動しちゃいました。

 後輩たちの活躍にかなり興奮し、大学バスケの素晴らしさを再確認できました。

 1部リーグとの入れ替え戦は、10月4日(金)から6日(日)まで。仙台市内で開催とのことで、そちらも是非、応援に行きたいです。



 先日の仙台市内のロケハンの様子は、また別の機会に記事にしたいと思います。
 現役大学生チームからも刺激をもらえたところで、物語の残り半分、年末までの連載もコツコツがんばっていきたいと思います!

ちなみに、物語は年末で第一期の終了。その後のお話も第二期として書いていく予定です。


おわり

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