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【1人目プロダクトマネージャー(PM)の採用プロセス全公開 】Twitterで声を掛けられた私が選考方法を逆提案!?気付いたら入社していた話

こんにちは。プロダクトマネージャー のたけまさです。

4年半在籍したラクスル株式会社を卒業し、異常検知AIを提供する株式会社アダコテックにジョインしました!

今回はTwitter DMで声をかけられた私が、選考プロセスを逆提案して、気がついたらアダコテックに入社していた話です。

この記事でプロダクトマネージャーの採用やネクストキャリアの事例になれば幸いです!

採用の流れ

近頃の採用方法は直接応募やエージェントに加えて、ダイレクトやリファラルなど多様化しています。

今回の選考プロセスでは企業と候補者の間で、お互い検証すべきことを中心に設計してもよいのでは?という思いがありトライしました。

その中でも特徴的だったのは選考中にプロダクト開発方針を作成し、一緒に磨き込んだ部分です。

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選考プロセスの課題設定

選考プロセスの課題設定 
・課題1:経営陣の期待と目線のすり合わせ
・課題2:入社による事業や組織へのシナジーの検証
・課題3:採用プロセスでCPOポテンシャルの証明
->解決策:プロダクト開発方針を一緒につくろう!

前提としてアダコテックは初めてのプロダクトマネージャー採用で、重要性は理解しているが具体的な協業イメージはない状態でした。

そこで選考を通してPMと一緒に事業をつくる疑似体験をしてみるのがよいと思いました。

今回はCPO候補のため、CEO河邑さん&CTO伊藤さんと強みが重複せず、経営レイヤーでシナジーが期待できる人材か?も重要な検証ポイントです。

選考プロセスはそれらの課題解決のためにプロダクト開発方針をベースにしたコミュニケーションで、お互いの期待とギャップの目線感をすり合わせることを重視した設計にしました。

はじまりはTwitterのDM

ある日、CEO河邑から約500文字フルスクラッチのスカウト文が届きました。内容は私のインタビュー記事やnoteへの感想、会社の課題、私とのマッチしているポイントなど1回カジュアルにお話したいという内容でした。

転職意欲は高くなかったので一度スルーしたのですが、2日後にまたリマインドをいただいて、そこまで仰るならとカジュアル面談にいたりました。

メモ:twitter DMに反応した背景
シニアのプロダクトマネージャーは市場に少ないこともあり、ビズリーチに登録3日間で100通ほどのスカウトをいただく状況でした。対してtwitter経由のお声がけは月3件程度で目にとまりやすく、共通の知り合いも多かったことが面談に至った理由です。

NDAと財務三表と取締役会資料の共有いただく

面談で製造業*AI*SaaSの欲張りセットの課題を面白そうに思ったので、入社意思は別にして頭の体操のつもりで選考だけ受けることにしました。

選考を進むにあたり最初にお願いしたのが、事業に関する情報提供です。PL/CSで現状と大きな事業方針を把握しつつ、やるからにはプロダクト開発方針も事業計画に紐づいて使えるものにしたい。という意思でした。

アダコテックは快く開示してくださり、本気かつオープンな会社だなという印象をもちました。もし共有NGだったらそこで終了だったと思います。

ワークサンプルで「プロダクト開発方針」の提案

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提案は幹と枝葉も含めて最終的に24Pほどにまとめました。ガッツリです。

製造業の解像度は一定ありましたが、制作にあたっては河邑さんに食事会でヒアリングを2時間。初稿はGWを利用して8時間ほどで作成しました。

これまで事業責任者などのポジションで「担当事業を連続/非連続で伸ばすには?」という課題に取り組んできました。今回は「事業価値を高め続けるプロダクト投資とは?」という目線を一段あげた課題に挑戦をしました。

メモ:ワークサンプルとは
入社して取り組む課題を擬似的に体験するテストです。課題を通して目線やスキルなどをお互いのマッチ/ミスマッチを確認することができます。

仮説検証のために商談に同行させてもらう

仮設は作ったからには検証したい。ということで選考中に休暇を利用して工場訪問の商談にも参加させてもらいました。

その商談で得たFBやアダコテックのメンバーとの議論をもとに、選考中にプロダクト開発方針は何度もページ追加や内容を更新しましています。

これらの選考過程で最終的に社員やVCの皆様8名にお会いさせていただいて、会社や事業への解像度も深めていきました。

入社を決めた理由

CEO河邑さんとチームが「このワークサンプルで確度の高い部分を、アダコテックの事業計画にほぼリアルタイムで反映して、チームでアクションまで実行したこと」です。

選考を通してアダコテックの事業がよくなっている実感があり、一緒に事業を作り込んでいくイメージを強く描くことができました。

またキャリアの観点ではミドルマネジメントと経営レイヤーの目線や課題は非連続だと感じており、そのギャップをどう解決するかという課題感を持っていました。

機会が人を育てるので、30代終盤のひと区切りのタイミングにCXOチャレンジの機会をいただいたことも大きかったです。

選考プロセスを振り返って

双方にパワーはかかる選考だったと思います。双方向でパワーを使ったぶん入社後のギャップは少なく、コミュニケーションもスムーズでした。

現在もこのときに作成した計画をたたき台に、新しい事実を吸収しながら会社のみんなとプロダクト開発に取り組んでいます。

人工知能や機械学習といった、人間や産業にとっての新しい良き道具を社会に実装していくことにワクワクしています。

追記:とても多くのリアクション、ありがとうございます!


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