【ぶた音】毎月新曲を聴く!【2024年1月号】
どうも、のぶぶです。
新年一発目の【ぶた音】のお時間です。年が変わったということで、ヘッダーも刷新してみました。今年はこれでお届けしていこうと思います。よろしければ、お付き合いください。では、どうぞ。
▲今までの音楽紹介記事をまとめたマガジン
プレイリスト
1️⃣:飛花落花 / Cocco
シンガーソングライター・Coccoの新曲。実はかなり好きなアーティストの1人。静かなピアノの音色から始まり、サビまではその流れだが、サビから一気にギターやドラムが切り込んできて勢いを与えてくれる。歌唱力は昔から変わらず超一流だが、様々な経験を経て、今なお成長し続けていると思わされるくらいに磨きがかかっている。「飛花落花」は俳句の春の季語で、「桜が散って舞い降ちる様」を指すものらしい。「散って、そこからどうするのか」という問いに「生きてくの」と歌うCoccoの表現力は異次元レベル。良い。
▲個人的に大好きな曲の『セレストブルー』
2️⃣:Super Express / yonige
大阪の女性2人組のロックバンド・yonigeの楽曲。イントロの雰囲気がめちゃくちゃ好きで、一瞬で虜になった。全然違うんだけど、どことなくハルカトミユキの『世界』を思い出すようなメロディで、すごく切なさを感じた。こういう曲って、なんてジャンルなの。歌詞のストーリー性は全然噛み砕けていないのだけど、曲名から「特急列車の車窓を眺めながら、昔を思い出す」というような情景を思い浮かべた。良い。
3️⃣:ロックオン / MAISONdes feat. はしメロ, 巡巡
「どこかにある六畳半アパートの、各部屋の住人の歌」というコンセプトで、毎回別の「歌い手」「作り手」を迎える音楽プロジェクト・MAISONdesの楽曲。今回は609号室への入居。ボーカルにはしメロ、作詞作曲編曲に巡巡が採用。圧倒的な疾走感がタイアップしている『うる星やつら』の世界観と非常にマッチしている。サビ前の「カチャッ」という銃のリロード音が差し込まれているのが曲名に合わせた演出で良い。歌詞はヒロインであるラムちゃん目線のようにも感じるもので、原作の展開にも合わせるような歌詞はお見事。今まで観てこなかったけど、観たくなる。良い。
4️⃣:水色星座 / 薬師丸ひろ子
1970年代後半から女優、歌手として活躍され、現役でも活躍されている薬師丸ひろ子の楽曲。すごく壮大な曲で、独特な歌詞が展開されているのだが、作詞は小説家でもある最果タヒで、作曲はティカ・α。わかる人はもうわかったと思うが、なんとこの曲はやくしまるえつことの「やくしまるコラボ」が実現している。知らずに聴いて一気に惹き込まれたんだけど、やっぱりすごいパワーを持ってる方ね。言わずもがなだが、薬師丸ひろ子の歌唱力の高さも素晴らしい。良い。
5️⃣:二度寝 / Creepy Nuts
ドラマ『不適切にもほどがある』の主題歌でもあるCreepy Nutsの楽曲。ドラマは「昭和から令和にタイムスリップしてしまう」という内容だが、それに合わせたように「浦島」というワードから様々な昔話を盛り込んだり、さすがR-指定と思わされるような語彙力と韻の踏みっぷりは圧巻。曲の頭から最後の最後までずっと気持ちのいい言葉のマシンガンを打ち込まれる。良い。
6️⃣:「呪術廻戦 懐玉・玉折/渋谷事変」 オリジナル・サウンドトラック / 照井順政
番外編に近いかもしれない。アニメ『呪術廻戦』の2期にあたる「懐玉・玉折/渋谷事変」のサントラ。色々と良くない話もあったが、アニメは非常に高いクオリティで最高に面白かったのだが、BGMの方にも注目してもらいたい。作曲の照井順政は1期から携わっていたが、1人で担当したのは2期から。そのおかげなのか、全体的に統一性のようなものを感じられて、作品としてもキレイなものに仕上がっていたのではないかと思う。ハイスイノナサというバンドのメンバーでもあり、以前はアイドルグループ・sora tob sakanaの音楽プロデューサーを務めた人。エレクトロ感と疾走感を兼ね備えた楽曲が多く、今回ピックアップした『Delirious』は戦闘時に流れるのだが、戦闘のスピード感と勢いをより感じさせるような相乗効果があり、ものすごく印象に残った。ファンは必聴の1枚。良い。
あとがき
以上、5曲+αを紹介させていただきました。バタバタしてて聴けてない曲も多いですが、今年も懲りずに続けていければなと思います。感想はもっと簡潔にしていくかも。四の五の言わずに聴いてもらえればそれでいいしね。まぁ、模索していきます。
それでは。
おわり。
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