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『UNDERTALE』のレビューを諦める話

 こんにちは、のぶぶです。
 今回は『UNDERTALE』について書きます。
 ……と思ったけど、詳しく書くと面白さが半減してしまうので、サラッと書きます。

『UNDERTALE』とは

 『UNDERTALE(アンダーテール)』は作曲家兼ゲームクリエイターであるトビー・フォックスさんが開発し、2015年9月15日にPC向けに発売されたゲームです。略称として『アンダテ』『アンテ』という呼ばれ方をたまにされていますが、個人的にはあまり使いたくないです。好みの問題。
 家庭用ゲーム機では、PS4/PSVitaには2017年8月16日、NintendoSwitchには2018年9月15日にダウンロード版が配信されています。後日にパッケージ版の発売もされており、人気に高さが伺えます。
 ジャンルとしてはRPGですが、戦闘システムはタイミング良くボタンを押して攻撃したり、弾幕シューティングのように攻撃を避けるという一風変わったものになるので、ファイナルファンタジードラゴンクエストなどのRPGとは全く違うので、RPGというだけで手をつけようと思う人は注意が必要です。

『UNDERTALE』のレビュー

 このゲームは面白い。

 以上。

「誰も死ななくていいやさしいRPG」

 これは「UNDERTALE」のキャッチコピーです。「UNDERTALE」をやった人にはしっくりとくるキャッチコピーなのではないでしょうか。
 そもそも、このゲームをちゃんとレビューしようとするには私には力不足ですし、他の方の素晴らしいレビューが溢れているので不要なのですが、ここで言いたいのは『UNDERTALE』のレビューは『UNDERTALE』の面白さを削るものであるということです。
 事前に情報を入れずに体験することで面白くなる作品はたくさんありますが、『UNDERTALE』もそのうちの1つです。このゲームには、自分自身の手で面白さを発見していく面白さがあります。それを奪うようなことはするべきではありません。

 「○○の○○なところが面白い」
 「○○のセリフが良い」
 「○○で流れるBGMには○○という意味がある」

 こんな情報は全部不要です。もし未プレイでこんなのを見てしまった人はどうにかして記憶から消してください。書いた方、言った方は直ちに懺悔室に行ってください。
 何も知らずにこれから始めようと思っているあなた。幸福ですよ。

私と『UNDERTALE』

 私が『UNDERTALE』のことを知ったのはいつかは忘れましたが、Twitterやらなにやらで「UNDERTALEは面白い」という話が目に入ってくるようになりました。テレビ番組『勇者ああああ』にて『UNDERTALE』を紹介するという回がありましたが、正直あまり内容は覚えていません。それくらい興味が薄い対象でした。
 私もゲーマーの端くれなので、みんなが「面白い」というならば手を出そうと思いました。『UNDERTALE』絡みのネタをスルーし、セールのタイミングで購入してから数ヶ月放置し、2019年7月1日についに始めました。毎日少しずつ進め、数日をかけて1周目をクリア。

お、面白い……!

 このあと4周くらいした。

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トロフィー集め野郎Aチームにも優しい難易度

 私が今まで好きだと言ってきた『ライブ・ア・ライブ』や『ヴィーナス&ブレイブス』『大神』などなどを追い抜いて、『UNDERTALE』が一気にトップに躍り出ました。令和どころか、生涯を通してトップと言っても過言ではありません。

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 ※どれも間違いなく面白いです。

『UNDERTALE』を既プレイのあなたと、未プレイのあなたへ

 結局なにが言いたいのかというと、既にプレイしてる人たち余計なことを言うな、書くな、見せるな、聴かせるなということ。面白かったから誰かに言いたい、自分の思いを吐き出したいという気持ちは痛いほどわかります。私もそうです。でも、他の人にも楽しんでもらいたいのであればどうか落ち着いて欲しい。既にプレイしたあなたたちには「UNDERTALEカウンセラー」になり、まだプレイしていないみなさんにプレイを促して欲しいです。

 カウンセラー「今日はどうされましたか?」
 未プレイ患者「私、MOTHER2やドット絵の雰囲気のゲームが好きなんです」
 カウンセラー「では、UNDERTALEをやりましょう。はい、次」
 未プレイ患者「俺はギャルゲーしかやらねぇ。ギャルゲー以外はクソだ」
 カウンセラー「では、UNDERTALEをやりましょう」

 このように、未プレイの方々の趣味嗜好を聞きながら、適切におすすめをしてあげて欲しいのです。「カウンセラー」のみなさま、どうかよろしくお願いします。
 患者のみなさまも怖がらずにどうぞお近くのカウンセラーまでお問い合わせください。

 こうして、私はレビューを諦めたのでした。

 それでは。

 おわり。

あなたが私をサポートすると、私はあなたからサポートされることができます。