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【ぶた音】2023年6月、良かった曲を連ねる

 どうも、のぶぶです。

 今月の【ぶたおん】のお時間です。6月はついに仕事が始まり、毎日楽しくお仕事させていただいています。『FF16』が発売されましたが、プレイできないので『FF15』を始めました。結構いろいろ聴けたような気もします。それでは、どうぞ。



プレイリスト


1. 文明単位のラブソング / 小林幸子×鎮座DOPENESS×蓮沼執太×川田十夢

 国民的な演歌歌手・小林幸子とレジェンドラッパー・鎮座ちんざDOPENESSドープネスがボーカル、蓮沼執太はすぬましゅうたが作曲、AR三兄弟川田十夢かわだとむが作詞を務めるという異色のコラボレーション楽曲。「TRANSLATION for ALLトランスレーション フォー オール」というイベントにて発表された曲で、令和から奈良時代までさかのぼっていくような曲になっている。最初は現代的なデジタルな楽器を使ったメロディになり、曲が進むほど打楽器や三味線、雅楽のしょうなどの楽器に変化してくという演出が素晴らしい。ボーカルのお二人もそれぞれフルパワーで楽曲の魅力を上げており、始まりの「掘りおこす 砂をはらう」という2言だけでググッと引き込まれた。良い。


2. 花一匁はないちもんめ / ずっと真夜中でいいのに。

 「ずっと真夜中でいいのに」という歌い出しから始まるの、めちゃくちゃに攻めてる全体的にベースラインが強めで意識せずとも低音が切り込んでくる。ミドルテンポで洒落た曲調になっており、ポップさとジャジーな雰囲気を両立している。サビ後半の「意味が欲しいよ 花一匁」という歌詞は韻を踏んでないのに韻を踏んでるような気持ちの良いリズムで何回聞いても最高。良い。


3. Full Moon / 電音部

 ちょこちょこ挙げさせていただいている電音部から、今回はYunomiが作詞作曲を務めている。Yunomi節というのかわからないが、「Kawaii Future Bass」の要素も感じた。独特な譜割ふわりの歌詞歌詞の通り息が詰まりそうな不安定な歌唱、さらに幼い少女のような声質が最高にマッチしていて、Aメロは聴いているだけなのにつられて呼吸がし辛くなるような表現力が素晴らしい。良い。


4. alternative / kamome sano feat. 夢ノ結唱 POPY

 本楽曲はアニメ『BanG Dream!バンドリ!』のキャラクターの声を学習したAI・夢ノ結唱 POPYポピーによって歌唱されている。このことを知らずに聴いていたので、書いてるときは「え、そういう設定ってことじゃなくて???」とずっと疑っていたkamome sanoカモメ サノはエレクトリカルな楽曲が得意なようで、良くも悪くも「現代的」という言葉が似合うコンポーザー。音ゲーにもオリジナル曲やRemix曲などを多数提供しており、気づかぬうちにお世話になっていたらしい。良い。


5. CODE GE4SS / 4s4ki

 発表されてからずっと楽しみにしていたインスパイアドアルバム『CODE GE4SS』のリード曲。作中の世界観を歌詞に入れ込むのは当然として、アニメのセリフも曲中に使いながらも4s4kiあさきの色はキチンと前面に出してくるという贅沢の極みのような楽曲。正直、アルバムの楽曲はほぼ全部良いので聴いてもらいたい。MVとしてアップロードされているのはこれだけですが、個人的には『ユフィの為に』が切なくて好き。良い。


6. ナツメクル / クレナズム

 クレナズム夏の3部作の第2弾。アップテンポな夏らしい青春っぽい曲と思わせながら、歌詞の1行目は「目が覚めたら汗だらけ だりい」という夏に対してネガティブな始まりになっている。1番では「夢を見ているだけ」となっているのが最後には「今心に決めたの」と自分の殻を破って行動をしている姿が見て取れるのが素敵。第1弾の『夏日狂想かじつきょうそう』とはまた違ったおもむきで、第3弾はどんな球を投げてくるのか楽しみだ。良い。


番外編α. 六根清浄!ツラヌキREMIX

 本楽曲は『パチスロ甲鉄城こうてつじょうのカバネリ』で使用されている楽曲を公式がREMIXしたもの。「六根清浄ろっこんしょうじょう」は世のスロッターの合言葉のようにもなった、歴史的なパチスロ機。彼らの脳を焼きまくった効果音をふんだんに使い、気持ちの良い楽曲を作り上げてくれた。最後のセブンフラッシュセブフラも最高すぎ。非公式のものだが、これとは別に米津玄師よねづけんしの『KICK BACK』に本機の効果音やセリフを混ぜ合わせてREMIXしたモノも非常に良いのでおすすめ。良い。


番外編β. Super Mario Beatbox Remix / SO-SO

 ヒューマンビートボクサーとして世界的な活躍をしているSO-SOそーそーの楽曲。その場で録音、ループ再生ができる「ループステーション」という機材を使用し、何度も重ねることで楽曲を作り上げるというスタイルが特徴的なアーティスト。2019年にはアジアチャンピオンになったり、世界大会でも上位に食い込むトップランカーとして活躍する彼がアップロードしたのが本楽曲。名前の通り『スーパーマリオブラザーズ』をベースとした関連作品を7曲繋げたメドレーで、すべて「自身の声」を録音して重ねることで1つの楽曲に仕上げている。1分あたりから始まる『マリオカート』の楽曲は導入から最高で、これだけで20分くらい聴きたくなるような完成度になっている。曲だけでなく、映像の完成度も高いので要注目だ。良い。


あとがき

 以上、6曲+α+βを紹介させていただきました。先月までの消化不良感を拭うようにちょっと多めになりました。来月も引き続き聴いていければと思いますので、よろしくお願いします!

 それでは。

 おわり。

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