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不定期刊『遊戯者狂詩曲-ゲーマーラプソディ-』

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自分でクリア、もしくはプレイしたゲームに対する感想、その他ゲームに関連したものをまとめています。
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プラチナトロフィー取得率、驚異の0.1%!ローグライク✕自転車=”ローグバイク”な『Descenders』にライドオンして獲りに行きたい!

プラチナトロフィー取得率、驚異の0.1%!ローグライク✕自転車=”ローグバイク”な『Descenders』にライドオンして獲りに行きたい!

 世の中は『ゼルダの伝説』の新作でキングダムのティアーズしていた。    

 世の中は『ストリートファイター6』で町中の一般人をぶん殴っていたし、冷蔵庫やお掃除ロボットに襲われていた。

 そんな中、私は約1ヶ月間自転車のペダルを必死に漕いでいた。正確には、R2ボタンが壊れるくらいに押し込んでいた。

 余談だが、私は過去に交通事故に遭ったことがある。しかも2度。どちらも自転車に乗っていて、飛び

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令和の怪作ーー『あつしの名探偵』で理不尽な謎を解明せよ!

令和の怪作ーー『あつしの名探偵』で理不尽な謎を解明せよ!

 藤井健太郎という男をご存じだろうか。『水曜日のダウンタウン』や『クイズ☆タレント名鑑』といった人気番組の総合演出として活躍している方で、悪意のある内容を面白おかしくする天才だ。彼の番組は下世話なものも多いが、他ではできないような角度でのキツい企画や大きな規模の企画が魅力的で、虜になっている人も少なくない。そんな彼が担当している番組から登場したのが、これからお話させていただく作品。

🔎『あつし

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『Death's Door』で、"ソウル"を刈る仕事に従事した話

『Death's Door』で、"ソウル"を刈る仕事に従事した話

「ああ、消えるーー」

 これは、落語の『死神』のオチでよく使われるセリフ。『死神』といえば古典落語の演目の一つで、 幕末期から明治期にかけて活躍した初代三遊亭圓朝がグリム童話の第2版に収載された『死神の名付け親』を翻案したものである……らしい(Wikipediaから抜粋)。

今回は、そんな"死神"のようなのが出たり出なかったりするお話。

📃『Death's Door』はどんな"扉"? 『

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令和最新版のレトロゲーム? ”あの頃”を思い出させる『Sea of Stars』で星の海を渡れ

令和最新版のレトロゲーム? ”あの頃”を思い出させる『Sea of Stars』で星の海を渡れ

 90年代前半。スーパーファミコンが登場し、数々の名作が生まれていった。スクウェアとエニックスが2大巨頭となり、今後のゲーム業界にどれだけの影響を与えていったのかは計り知れない。
 今回は、その2大巨頭が1つになることを知らない時代のゲームに非常に影響を受けた作品。

📃『Sea of Stars』はレトロゲーム? 『Sea of Stars』は2023年8月29日にリリースされたRPG。太陽の

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1年経って、僕はレジデントDJになれたのかーー『beatmania IIDX 30 RESIDENT』を終えて。

1年経って、僕はレジデントDJになれたのかーー『beatmania IIDX 30 RESIDENT』を終えて。

 どうも。のぶぶです。音ゲーちょっとやってます。

 節目となるナンバリング”30”となる今作。前作の「CastHour」で結構プレー回数が増えたので、「RESIDENT」もちょっと頑張りました。なので、軽く振り返っていこうと思います。

✏前作終了時に書いたやつ💬|『30 RESIDENT』の全体的な感想 おもしろかったです。はい。

 前作と同様に、イベントは基本として「プレーしていればいず

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アトリエシリーズ初体験!シリーズの原点『マリーのアトリエ』で落ちこぼれ錬金術師になってダラダラ過ごす5年間

アトリエシリーズ初体験!シリーズの原点『マリーのアトリエ』で落ちこぼれ錬金術師になってダラダラ過ごす5年間

 「アトリエシリーズ」といえば、ゲーム会社ガストの看板タイトルのシリーズ。ゲーマーならば、もちろん存在は知っている。知っているが、手を出せていないのもゲーマーの性。そんな「アトリエシリーズ」も25周年を越え、原点である作品のリメイク版が発売された。たまたま発売後すぐにプレイできる機会があったので、触ってみた感想を書いてみる。

 ちなみに、以降の記述は……

「アトリエシリーズ初プレイ」
「オリジ

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何かを選んで、全てを捨てるーー『Trek to Yomi』で武士道を感じろ

何かを選んで、全てを捨てるーー『Trek to Yomi』で武士道を感じろ

大きな過ちを犯したことがあるだろうか。

 蘇ってでも、成し遂げたい志があるだろうか。怒りの感情に従い、全てを壊した諸悪の根源を屠ることが望みだろうか。それとも、愛する人と偕老同穴を全うできれば、それでいいだろうか。信念、復讐、愛。どれかを選び、それ以外を捨てなければならないなら、どの途を進むだろう。

今回は、そんな1人の武士の話。

『Trek to Yomi』は海外産和風ゲーム 『Trek

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さぁ、ついに始まったーー『takt op.』を始めて1週間くらい経った話

さぁ、ついに始まったーー『takt op.』を始めて1週間くらい経った話

 無料アプリを利用してる途中や見ることで特典を得られる際に見させられる動画広告。多くの場合は「あまりにもつまらなさそうなゲーム」や「やってみたら全然違う内容のゲーム」ということでしょう。ただ、本作の広告は目を引くものがあり、ついつい事前予約をしてしまった。

執筆時のプレイ環境 これから記載していく感想は、あくまで私の環境での体験を基にしているため、他の方では感じないことが多くある可能性があります

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わん!ワン!Ruff-Ruff!『HUMANITY』で犬になって、人間の行列を光の中へ導け!

わん!ワン!Ruff-Ruff!『HUMANITY』で犬になって、人間の行列を光の中へ導け!

 突然だが、「犬」という漢字の成り立ちを知っているだろうか。「大の字で寝ている人間」に、寄り添うように「右上の点」があり、この点が犬を表している。昔から人間と距離が近い動物として存在していたことが、非常によくわかる文字だ。はい。
 ……と、思ってたけど、実は犬を横から見た象形文字なんだとか。嘘だろ、おい。まぁ、そんなことは置いておいて。今日は、そんな「犬」が一生懸命動き回るパズルゲーム。

いぬ〜

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あれから約半年後の物語ーー『ペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズ』で描かれる、日本中を股に掛けた青春の延長戦

あれから約半年後の物語ーー『ペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズ』で描かれる、日本中を股に掛けた青春の延長戦

 今年の3月頃に『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』をクリアして、その興奮が冷めやらない内にと始めた本作をようやくクリアしたのでしたためます。

面白いけど賛否両論もわかる、という感じだった。

『ペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズ』は「無印版」の続編 『ペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズ』、略称は『P5S』。本作は2020年2月20日にPlayStation、

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『GeeBeeパーツコレクション』でノスタルジックタイムスリップ!

『GeeBeeパーツコレクション』でノスタルジックタイムスリップ!

 みなさん、「ゲームボーイ」は好きですか? え、「白黒なんだって。つまんないね」だって? アレックスキッドのおにぎりの具を抜くぞ。

開発者の愛が詰まった「美術館」 本作はGeeBee氏が「GB Studio」で開発したブラウザ専用の作品。GeeBee氏の愛した作品が「美術館」のように並んでいるのが特徴。更にはGB風のイラストや音楽、ミニゲームまで楽しめる作品となっている。個人的には製作途中のツイ

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「扉」の向こう側との対話ーー『E-999』の結末を見よ

「扉」の向こう側との対話ーー『E-999』の結末を見よ

 先日、他の方がおすすめしている記事の出だしを見て気になってプレイした作品が面白かったので、ここに残しておく。ちなみにスマホで進めるのは難しいため、パソコンで遊ぶことを推奨する。

✉「扉」の向こうから送られてくる手紙 本作は1画面のみで進行していく作品。「手紙」が送られてくるので、それを受け取り、読んで、返す。これを繰り返していくだけのゲームではあるのだが、その表現方法というか物語の進め方が斬新

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10分で体験できる『Pineapple on pizza』の不思議な世界

10分で体験できる『Pineapple on pizza』の不思議な世界

 どうも、のぶぶです。

 本日はとても不思議なゲームをプレイしたので、感想でも置いておこうかなと思います。10分程度で終わるゲームなので、この記事も10分くらいで書き上げていきたいなと思ってます。

はい、スタート。

『Pineapple on pizza』はパイナップルが乗ったピザ 『Pineapple on pizza』は2023年3月29日にリリースされた1人称視点のアドベンチャーゲーム

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ゆらゆら✤ふわふわ✿ーーゆらふわ系ゲーム『Heavenly Bodies』でワンオペ宇宙飛行士の大変さを知る時代

ゆらゆら✤ふわふわ✿ーーゆらふわ系ゲーム『Heavenly Bodies』でワンオペ宇宙飛行士の大変さを知る時代

 「宇宙飛行士」といえば非常に夢のある職業。上空に広がる青空のずっと先にある「宇宙」。そんな場所に行ける、数少ない精鋭が宇宙飛行士。すごすぎる。今回は、そんな「宇宙飛行士」を体験することができる作品。ちなみに、高度100kmを超えると「宇宙」と定義されているらしい。

『Heavenly Bodies』はワンオペ宇宙飛行士体験ゲーム 『Heavenly Bodies: ミッション in 無重力』は

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