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『チームで支える』介護福祉士の役割とは?

『本当に為になってる?』
『この介助に意味はあるのか?』

介護現場で働いていたら、誰しもが一度は考えることではないでしょうか。

『利用者さんに良くなってほしい』
『人の役に立ちたい』

始めは漠然とした想いを持っています。

この漠然とした想い明確な理解に変化していかなければ、本当の意味での支援にはなっていきません。

明確な理解を得て視野が広がった時、
『チームで支える支援』の全体像が見えてきます。

ようやく自分の役割に辿りつけるのです。

なぜ漠然としかイメージできないのか

介助をするときは瞬間勝負です。

利用者さんの状態を瞬時に観察して対応を練りだし介助をおこなっていきます。

とても大切なことですが、
目まぐるしく変化と対応が求められる現場でこの思考(OODA)のみに追われて時間が過ぎていってしまう。

さらに、この現状に気づいていない
気づいていても残念なことにスルーしてしまっている。

日々の忙しさを味方にして、つぎのステップを踏み出さない理由を作り上げてしまっている状態だ。

少々きびしめですが…

漠然としかイメージできない環境を自分で作り上げてしまっている。

これを自覚する。

そして変えていくことが、
はじめの一歩となるのです。


漠然→明確への思考法

『漠然』としたイメージを『明確』にしたいと決めたのなら、コツコツと積み上げるための時間を確保してください。

5分、1分でもいいので毎日トレーニングして習慣化する。

慣れてきた頃にあなたの視野は、
以前と比べものにならないぐらい広がっているでしょう。

それでは具体的にどうすれば良いのか?それは…

『中・長期的な目標・目的を落とし込む』ことです。

ケアマネージャーの作成する『居宅介護支援計画書』
それを元に施設で作成する『介護支援計画書』

そこには長期目標・短期目標と具体的支援策が記載されており、もちろん目を通したことがあると思います。

ただ、それを自分のなかに落とし込めている人はどれだけいるでしょうか?

この落とし込む作業が最重要となります。

毎日、一瞬でも目を通して深く記憶させていきましょう。

実際に介助場面で思い出すことができたら、
落とし込めたことになります。

落とし込めるまで何度も繰り返すのです。
正直しんどいです。

ですが、せっかく時間を確保したのです。
『自分の成長と利用者さんの支援のため』
これ以上の理由はないでしょう。

この大義名分を掲げたら行動せずにはいられない。

介護職はそんな人たちの集団だと私は信じています。

チームで支える意識

ここまでくれば、自然と意識・行動は変わってきているハズです。

そして、利用者さんの生活支援サイクルのなかで、自分の立ち位置や役割が見えてきているでしょう。

漠然としたイメージが明確化している証拠です。

あとは、自分の役割をまっとうする。

さらには支援を通して感じたことやリスクを他職種に共有・提案していきましょう。

生活支援相談員、ケアマネージャー、訪問介護etc

あなたの意見は一目置かれるものになっていくでしょう。


介護福祉士に求められるもの

私は現場が一番影響力が強いと考えています。

良くも悪くも現場次第!

日々、直接関わっていく私たち介護福祉士は
責任と専門性を明確に持ち
『チームの中心でなければならない』と思っています。


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