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年末に向けて、新年のスタートダッシュの準備を始めるあなたに

今日のポイント】

 12月に入り、年末も間近に見えてきましたね。
新年に快調なスタートダッシュを切るためにも、来年の計画は今年中に立ておきたいもの。

その中には、代替案とフィードバックの仕組みも組み込んでおくことが、個人レベルも含めて必要性を増していると考える次第です。


1.新年の計画は年末までに立てる

 12月に入り、2024年も残り1ヶ月を切りました。
今年は、元旦の能登半島での震災などの天災も数多く、また、衆議院総選挙や、米国大統領選挙、昨年に続いての物価の高騰など国内外の政治・経済の状況にも多くの変化がありましたが、皆様にとってはどのような1年とお感じでしょうか。

 おそらく、昨年末や年初に立てた計画の前提条件からは大きな変化があり、計画の見直しを何度も迫られた年ではなかったかと、私自身も含めて感じております。

 とはいえ、社内外の状況とその変化を想定して計画を立てることは、計画の内容だけでなく、その前提条件と自分なりの不確実性(変化の可能性)も可視化し、関係者と共有できることから、今のうちに、来年の計画を立てることは、非常に重要であり、

 特に、自社などの組織については、来年の計画は、年度計画や中期計画などに盛り込まれていても
自分個人の計画は、意外と来年に入ってお正月休みの間に立てることも多いかと思いますので、
今月中から自分の来年の計画も立てる時期予定表などに入れて、時間を確保しておくことをお勧めする次第です。


2.プランBと振り返り(フィードバック)も計画に盛り込む

 前述の通り、現時点で立てる計画で前提とする条件自体が、大きく変化していくことが今後もほぼ確実となってきていますので、
『「未来予測とプランB」~プランBの立て方のヒント』  でもお伝えしたように、前提条件がどの方向に変化したら計画のどの部分を見直すのかといった「計画変更の方法および現時点で想定する代替案(プランB)」を用意しておくことも必要となります。

 また、この計画変更方法やプランBがそのまま使えない状況となった場合でも、その理由を明確にすることで、さらなる代替案の検討や、今後のプランB策定時に役立つ知見が得られますので、フィードバックの機会を作るという点からも重要ですね。

 そして、11月のブログトピックス『お歳暮とふるさと納税に考える、「知っている人、知らない人」それぞれとの関係構築と維持』でお伝えした、「プレゼントを贈った方からのフィードバック」と同様に、計画の実施状況とその前提条件の変化に関するフィードバックの機会自体を個人ベースでも計画に組み込んでおくことは有用と考える次第です。


3.計画策定と振り返りの体制とその見直し自体を仕組み化しておく

 今までにも何度か、「振り返りによって得た知見を蓄積して共有し、活用できる仕組みを作る」ことの重要性についてお話してきましたが、

『私は学び直しを続けているだろうか?』 の中で取り上げたように、これは、個人ベースでも、「過去と現在の自分の間での共有と活用」として、重要な事項かと思います。

 組織としてはもちろんのこと、個人でも過去の出来事は忘れたり、正確には思い出せなかったりするものですので、
計画策定と振り返りの方法を自分なりに明確に持ち、かつその方法自体も見直す機会を年末などの時期や、特定の出来事と結びつけて実施する仕組みを作っておくことは、変化が大きな現在、ますます重要になってくるものと考える次第です。

【今日のまとめ】

・2024年も残り1ヶ月を切り、年内の振り返りと来年の計画を、個人ベースでも立てる時期に入ってきた
・計画には、予定通りに進まなかったときの代替案(プランB)とその立て方を計画の前提条件とその変化のモニタリングの方法とともに組み込んでおくことが組織・個人双方のレベルで必要となってきている
・計画策定と振り返りの体制とその見直し自体を、個人ベースでも、年末などの時期や出来事ベースで計画に組み込んでおくなどの方法で仕組み化しておくことが、変化の大きい現在は必要性を増していると考える次第です

最後までお読み頂き、有難うございます(*^^*)!
コメント、ご質問お待ちしております(^o^)!

#新年の準備 #年末 #計画変更とプランB #1年の振り返り #計画変更の仕組みづくり

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