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承認欲求を満たす「聴く」

最近のマイブームは「聴く」
いろんなことに興味を持っては、かじってみて続かない性格なんですが、「聴く」のブームは長いというか、いろんな興味の奥の方にあるような気がしています。

プロコーチ のぶです。

コミュニケーションにおいて、話すテクニックよりも「聴く」が大事だと感じたのは、すごく前のような気がしますが、本当に実感したのは1年半くらい前に、営業のマネジメントを任されたとき。

その前は、本社で事業企画をやっていて、マネジメントと言いながら、ほとんどを自分で考えて、自分で資料作って、自分で経営層に話して、12ある全国の支社を年に3周くらい回って、自分で話を聞いて、また考えて施策に盛り込んで。。。

プレイングマネージャーというかっこいい名前をつけて、全部自分で、ガンガン進めていました。今思うと、その時の部下は辛かっただろうな。だから、彼らがどんな不安を持ちながら仕事をしていたのかを僕は知らなかったし、彼らが僕に話しかけることも少なかった。仕事はできるけど、人としてはどうだったんだろう。

営業に異動になったとき、部下とはそれまで面識もなかった。しかも10歳以上年上の人たちがたくさん。だからこそ、1on1を取り入れ、彼らが普段どんなことを考え、どこに難しさを感じ、不安や不満を抱えているのか。とにかく聴いてみました。話そうとしている時や、考えている時には言葉を被せることなく、ゆっくりと、表情や声の大きさなどにも注意を払って、聴く。

こちらにちゃんと聴く姿勢があると言うことは、相手に伝わります。そして、伝わると、本音で話してくれるのです。つまり、「私はあなたの話を聞いている」「私はあなたが今ここにいることを承認している」ということが伝わって、承認欲求が満たされるということです。

そこに必要なのは、話すテクニックや、話題の豊富さではなく、相手の話していること、相手の話せていないけど感じていること、を、しっかりと聴く姿勢だなと感じています。

そして思い出してみると、過去にもちゃんと聴けていたときはあるなと。12人の部下を持ち製品開発をしていたとき。そのときはチームビルディングを学んでいて、ちゃんと部下に向き合えていた。それがいつしか、「自分はできる人材」という考えに変わり、部下との間に溝ができていった。原因は自分にあったんだなと、今なら思えます。

あなたは、そんな過去をお持ちではないですか?

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