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電子書籍シリーズ企画の新機軸は「対談」です。

心理ジャーナリストでビジネス書作家の佐々木正悟さんと立ち上げた「情報整理大全」は、当初シリーズ刊行終了後に単行本として仕上げる企画として考えていました。

いまから1年ぐらい前のことですので、このころはまだ書店流通にも一縷の望みをもっていたんですね。昭和・平成脳のままでした。

実際に作り始めてみると、個々の企画にエッジが効いているので下手に一冊にまとめて書店に送り込むよりは、電子書籍のみのシリーズとして拡張性を考える方が得策と方針を切り替え、第2シーズンだ!と取り組み始めました。

そこから構想はさらに膨らみ、新たに書き下ろし単著を増やすのではなく、好評だった著者の方とシリーズ監修の佐々木さんとの対談をスピーディーに電子書籍にしようということなり、さらには心理ジャーナリストの佐々木さんならではの「ふかぼり」とともに、ビジネス書作家の視点から広く仕事術としてテーマの拡張性をもたせたシリーズへと発展させることができると考えました。


この「対談」→「電子書籍」シリーズの出版スキームには、大きな可能性があると思います。

YouTubeで有益な対談動画を簡単に見ることができるようになって、私もいろいろと見ていますが、あれもこれもと見続けるわけにはいきません。そこで可処分時間を有効活用できる電子書籍が真価を発揮する場面です。

金風舎は、現役世代に役立つ本を届ける出版社を標榜しています。読まれる本をスピーディーに作って読者にお届けいたします。

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