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【勝手に人生相談 No.188】いい教育受けたが安月給(愛知県・20代男性)

▼ご相談内容▼

多額のお金をかけてもらい、進学校でいい教育を受けたのに、安月給の会社員にしかなれていないことが苦しいです。

受験時に父に厳しくしかられました。

高校・大学の同級生は医者や官僚になったり、大企業に就職したりしていますが、私は就職活動に失敗し、中小企業に勤めています。

仕事で誰かに影響を与えているとも思えず、自分を責めてしまいます。
(愛知県・20代男性)

▼やまのぼ回答▼

 多額のお金をかけて、いい教育を受けても、高給取りの大企業に就職できなかったり、医者や官僚になれないのだということを、身をもって学習されたことは、大きな成果だったと、お喜びになられることです。

 そんなに世の中は、甘くて単純にはできていません。

 むしろ、思い通りにいかないことの方が多いのです。でも、人生に、これが正解というのがありません。解決策とあなたなりの正解は、あなたの頭の中に育て上げることです。

 ところで、中小企業に勤めることは、就職活動に失敗した人の受け皿ではありません。大きな誤解です。

 まず、考え方を変えることから始めないと、いつまでたっても、劣等感の塊で、負け組のまんまです。

 大きな考え方の違いは、お金をかけて、いい教育を受けることは、単なる手段なのです。単なる環境創りでしかありません。

 大切なのは、その環境を最大限に、あなたが活用することです。あなたご自身の手腕にかかっていることを、まずご理解ください。

 幸せはよそからやってきません。いつまで待っていても来ません。

 幸せは、自ら勝ち取りに行くしか、手に入れられません。棚から牡丹餅はそうそう、起こりません。そして、幸せのカタチは、人それぞれ違っています。絶対的な幸せってありません。

 あなたの納得ひとつなのです。

  さらに大切なことは、他人と比較しないことです。比較したいのなら、昨日のあなたと、今日のあなたを比較すことです。1ミリでも前へ進んでいればヨシッ!としましょう!

 まるでゲーム感覚のように、前へ進むことに専念しましょう!

 

▼次回のご相談予告▼
 次回の【勝手に人生相談 No.189】は、滋賀県・30代女性のご相談です。
「悲しい負け人生」を、予定しております。

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