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【勝手に人生相談 No.222】自己肯定感が低い息子(茨城県・50代女性)

▼ご相談内容▼

大学生の19歳の息子。

人付き合いに自信がなく、子どものころから自己肯定感が低いです。

最近も飲食店などのアルバイトに応募しましたが、立て続けに不採用通知をもらい、自分は価値のない人間だと落ちこんでいます。

自分に自信を持ち何事にもトライしてほしいのですが、どうアドバイスすればいいのでしょうか。

就活のことを考えると不安です。(茨城県・50代女性)

▼やまのぼ回答▼

 ご子息にまず、アドバイスするのなら、ご子息の短所や苦手とすることを全て書き出させることです。その時、長所や好きなことも、併せてすべて書かせることもお忘れなく。

 できるだけ、第三者になったよう客観視し、自分自身を解剖してみることをアドバイスしましょう。焦らずに、ゆっくりと、できれば数日間かけてでも、ひとつ残らず書かせることです。

 そうすることで、自分を見つめ直すことの大切さを、学んでほしいと思います。

 人は、誰しも得意、不得意を、大なり小なり併せ持っているものです。この際、短所である面とか、苦手意識の強いモノは無視して、得意なモノやご自分が長所だ!と思っていることに着目しましょう。

 元来、「好きこそ物の上手なれ」と、申します。

 これは、楽しんでやることによって上手くなるものであるということ。あるいは、あることに熟達するには、それを楽しめるようになることが肝要であるということなのです。

 好きで得意なことを、どんどん伸ばせば、その道の熟達者にもなれるのです。それが、ご子息の自信となり、自己肯定感にまで、昇華できると信じています。

 お母さんも一緒に、ご子息の得意なモノを探し、ゲーム感覚でそのランクアップしていく状況を、楽しんであげるのもいいでしょう。

 その成功体験が、本来苦手意識だった分野まで、興味がでるかもしれません。何ごとも、好き嫌いのボーダーラインは、ちょっとしたことですし、食べず嫌い的なところもあります。

 将来につながる天職に辿り着けれるように、頑張ってみることにしましょう!就活など心配ご無用になります。


▼次回のご相談予告▼

 次回の【勝手に人生相談 No.223】は、神奈川県・40代女性のご相談です。「声かけ控えたら縁切れた?」を、予定しております。

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