イントネーションで大きく変わる言葉 「お座り」
母は、腰と足が悪く長く立っていられない。5分は大丈夫だけど10分は無理だそうだ。
イタタタっ!と母の声を聞く度に、「あ~~~痛いね痛いね、早くお座り~」と声をかける。
その度に「犬じゃないんだから!」と言われる。いや、今のはそのイントネーションで言ってないなぁと思いながら、言われると「お座り!」と「お」に力を込めて言ったりしちゃうし、「お座り!」と、「お、り」に力を込めるとマダムからの命令っぽくてこっちも好き。
座りなーとか座ろ?とかで良いはずだったのに、丁寧語であるはずの「お」と強調する文字を変えるだけでえらく印象が変わる「お座り」がとても好き。
最初はそんなつもりだったわけじゃないけれど、今は母からのツッコミが楽しくてついつい言ってしまうんだと思う。ただ、家で何度も言っている言葉は外でもぽろっと口にしてしまう確率が高いから「お座り!」だけは、外で言わないよう気をつけたい。
最後まで読んでいただきありがとうございます。頂いたサポートをどのように活用できるかまだわからないです・・・。決まるまで置いておこうと思います。