Naofumi NAKAZATO

1986年生まれ。読書家。

Naofumi NAKAZATO

1986年生まれ。読書家。

最近の記事

SUMMER SONIC 2022にネットを通じて参戦。その記録。

昨日、今日と、WOWOWオンデマンドの配信で、SUMMER SONIC 2022のライブ配信を見ている。 SUMMER SONICにはこれまで一度も参戦してたことがない。オンラインではあるが、今回がSUMMER SONIC初参戦となる。 昨日の夕方まではSUMMER SONICが開催されていること、オンデマンド配信されていることも知らなかった。 そもそもの発端は、HYDEがTwitterでサマソニ参戦のツイートを目にしたからだ。 このツイートの後、フジロックでもライブ配

    • 行ける時に行っておくことは大事なこと

      今日、私のお気に入りの食堂、「まちだ」が閉店となってしまった。 都合がつく土曜日のお昼は、この食堂に通っていた。私の住む街でランチに焼魚が食べられる数少ない食堂の1つで、お気に入りだった。複数種類の焼き魚から一種類を選んで、あとはその日に手に入った鮮度抜群のお刺身と、盛りだくさんのお惣菜。 家で魚は焼かない、魚好きの私にとっては、とても有難い食堂で、週に1度の楽しみであった。 正直、今日は食堂に行こうかどうか、迷った。家で軽いお昼にしようかとも思った。しかし、ここ1か月程、

      • 小説を鏡として、自分を見る

        村上春樹氏の「1Q84」を読み返している。文庫版なので全6冊。日々の進むペースはまちまちであるが、お盆休みとも重なりそうなので、何とか読めるか?少し読まな時間があると、途中のままラストまでたどり着かない。 久しぶり(半年以上か?)に小説を読んでいるが、私は小説を読むのが好きなんだ、ということを改めて思った。そして村上春樹文学の世界感、流れる空気感が好き。小説の世界にいる間、現実世界からは離脱している。 小説世界と現実世界に違いはあるのだろうか?どちらの世界も私の脳が生み出

        • 青空、非常に暑い夜、自分の感覚の劣化...

          今日は久しぶりに良い天気だった。ここ一週間は雨だったり、くもりだったりを繰り返し、空は淀んでいた。なので、今日は待ちに待った青空であった。写真を撮っておけば、この記事に載せられたのに、写真を撮るクセがないので、写真はなし。 青空だったのはいいが、非常に暑い。この文章を書いている時間は22:30過ぎだが、この時間になっても暑い。部屋は29℃を超えている。部屋にはエアコンがないので、窓を全開、換気扇を回してはいるが、涼しくはならない。 パソコンも暑いのか、冷却ファンがうなって

        SUMMER SONIC 2022にネットを通じて参戦。その記録。

          「不要な消費、不要な生産」という最近の思考テーマ。「余裕がある、他者への許容性が高い社会にならないかな」と思う

          カネを配ることで、不要な消費、不要な生産というのは減らせるのでは?という問い。消費社会をアップデートさせた方がいいのでは?と最近思っている。不要な消費と不要な生産のために、不要な仕事が生み出されている現状がある。一度、これらを整理することが必要ではないのか? そして、今はコロナ禍ということもあり、カネを配り易い状況にある。個人的にはベーシックインカムが良いと思うが、これが難色を示すのであれば、生活保護の支給水準をほぼ無条件にすれば良い。こうすると、生活保護で暮らすか、今の仕

          「不要な消費、不要な生産」という最近の思考テーマ。「余裕がある、他者への許容性が高い社会にならないかな」と思う

          価値とは

          人は価値があるものがほしい。価値が上がるものに魅力を感じ、その価値あるものを保有し、独占したいと思う。現在ではその価値は金銭に結びつく。その価値をカネに変換できる。カネに価値があるのは、現在社会のほぼすべてのモノに価格がついており、さらには労働にも価格がついていて、これらはすべてカネによって取引することができる。したがって、カネを多く持っている人の方が、カネが少ない人に比べて、自由度が高いと言える。また、労働というのは現代社会では義務のようになっており(本当であれば義務を無く

          お金の概念が変わる時。変えなければならない時期にきている。

          現在の「お金」の概念は常識のように思われているが、自然物ではなく、人間が生み出した人工物である以上、概念や役割は変わっていくもの。お金は自然法則ではなく、不変の真理でもない。そんなお金が一部の人類を苦しめる存在になっているのが、現代のお金の姿だ。お金は腐らない。貯蔵可能なもの。これがモノとモノの交換経済が主だったころには、肉や魚、野菜等、腐ってしまうものを時を越えてその価値を保存させるために効果的な道具であった。そして家を建てる大工や服を作る服屋、医療等のサービスの価値を物質

          お金の概念が変わる時。変えなければならない時期にきている。

          【映画】「ロマンスドール」で自分を読む

          観たいと思っていた「ロマンスドール」がNetfrixにあったので、観た。 高橋一生演じる哲雄と蒼井優演じる園子、二人の間に流れる雰囲気が好きだ。相手を思いやり、相手を大切にしている双方の気持ちが伝わってくる。はちみつのように甘く、まとわりつかないけれど、すっきりと柔らかい甘さ。ホテルニューオータニのスペシャルショートケーキのよう。このショートケーキも食べてみなければわからない良さがあるが、哲雄と園子の二人の関係の雰囲気も結局は二人にかわからないんだろう。 哲雄の職場の人た

          【映画】「ロマンスドール」で自分を読む

          選択の外注

          今日の日本経済新聞の朝刊で在宅コーデを助けるサブスクリプションビジネスが紹介されていた。その記事を読みながら思ったこと 我々日本人には多くの選択の自由が与えられている。これは本来とても喜ばしいことなのだけれど、時として、選択の自由に悩まされることもある。ファッションは自分がどう見られるか、という面で、個性を考えた場合は選択の多様性は重要である一方、選ぶことがストレスになってくることもある。私はファッションの選択の呪縛?(あきらめ?)からは逃れ、自分のスタイルを信じて生きてい

          選択の外注

          林、枝の割れる音、娘の躊躇しない行動。

          久しぶりに林の中に入った。少なくとも娘が生まれてから入った記憶はないので、3~4年振りだ。いや、それ以上じゃないだろうか。 子供は靴の汚れなんて気にせずに、自分の気持ちが向くままに進んでいく。子供の素直さに触れ、学んだ。今日はそんな話。 僕は革靴が好きだ。以前はプライベートでも良く履いていたが、最近はほとんど履かなくなり、スニーカーだ。特にいいスニーカーでもなく、10年ぐらい前に購入し、ずっと履かなかったコンバースのスニーカーを引っ張り出してきて履いている。 以前のよう

          林、枝の割れる音、娘の躊躇しない行動。

          With COVID-19時代の暇な時間って、危険じゃないかな

          在宅勤務や遠隔授業が遅かれ早かれ開始されて、デジタルでのコミュニケーションの時間が増えている。通勤等のフィジカル的(身体的)な活動時間が減った分、時間が増えた人が多いかもしれない。多趣味な人や、これまでやりたいことがあるのにやる時間がとれなかった人にとっては、時間が増えたことは喜ばしいことだろう。ぜひ増えた時間を有効的に活用し、人生を充実させてほしい。 僕としては、増えた時間がそのまま暇な時間になってしまう人が心配である。そして、メディアやSNS等で情報を得て、不安や恐怖と

          With COVID-19時代の暇な時間って、危険じゃないかな

          共生を考える

          今、人類はCOVID-19により、生活が荒らされている。このようにCOVID-19を敵と見なすような意見がSNS等、人類のコミュニケーションの場には頻繁に表れる。これは人類の立場から見れば、生活が破壊されたり、大切な人の命が奪われたりしているから、当然の反応だと思う。しかし、これは人類が特別であるとの見方であって、地球という大きな枠組みから見たら、人類も一生命体に過ぎない。 そもそも科学技術の発達によって、現代の先進国では「死」は日常では数の概念でしかない。普段の生活で、死

          共生を考える