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家族でスマブラ。負け方と勝ち方って大事。

最近、家族4人でよくスマブラをしてるんだけど、改めて「勝ち方」と「負け方」って大事だなーと思う。

ウチの場合で言うと、そこんとこが息子が一番ヘタ。

勝った時はメッチャ口数が増える。ともかく喋る。あーだった、こうだったと解説する。悪意がなくても何だか他の3人がイラつくくらい喋る。

元々はもっと悪意に満ちていたんだが、負けた人を煽ったりしたら怒らせてしまうことを僕と妻を何度もブチ切れさせたことによりようやく理解した模様。しかし、かといってどう振る舞っていいかも分からずともかく置きにいきながらも喋る。

そして、逆に負けた時は今度は露骨に悔しがる。悔しがって「次は負けないぞ!」と意気込んでくれたらまだカワイイもんだ。悔しがってるというよりもはやイラついている。

僕が完全にハメ技で何もさせないような状態に追い込んた日には大変だ。「もう絶対そのキャラ使わんで!」「ムカつくー!」「サイテイー!」と大声でギャーギャーー言う。そして妹にあたり散らかす。

そんな息子に僕か妻がブチキレて最終的にスマブラを投げ出す。スマブラをしたかった息子もキレる。イジける。

このルーティンを何度も繰り返したことで最近ではちったぁマシになってそこまでになることも稀になった。と言うよりその状況が生まれにくくなった。そもそも息子が強くなって大抵勝つようになったから。

本人も多少「勝ち方」と「負け方」を意識するようになったのでこれはこれで学びもあるんだが、しかし親子じゃなくても大人同士とかでもコレってあるなーと。

負け方・負け顔がヘタな人っているよね?ちょっとイジられたら怒る人とか、それを認めないでムキになる人とか。会社とかで怒りにくい後輩とかがこういうタイプなのかな?

逆に負け方が上手くて、むしろ可愛くなっちゃう後輩とかもいるよね。ズッコケられる人、雑魚キャラ感出せる人とか案外こういったチーム遊びの時は重宝される。

勝ち方ヘタもあるんだろうな。ボウリングや卓球とかスポーツやってても、勝って露骨にイキるくらいならまだマシな気がする。なんか斜に構えて「勝っちゃたぁ🥴」みたいなヤツの方がムカつくよね。しっかり喜んで貰ったほうが気持ちいい。

ちなみに、遊び学の世界では一人遊びではなく複数人で遊ぶことを「社会的な遊び」と言ったりする。この社会的な遊びの上手い下手に勝ち方・負け方の上手い下手がどうやら含まれそうな気がする。

これって義務教育で習います?

さぁ今日もまたこの後スマブラするんだろうな。勝ち方ヘタな息子が勝ち続ける世界線でまたイラつくのかな?

そういえば僕が勝った時も息子とか娘とかイラついてんな。あれ?負けた時もか?

これどっちの責任なんだ?遺伝ってこんなとこにもあんの?


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原田 光
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