バニーになった夏
思うところがあり久しぶりにnoteを書きます。
最近は文章を書く機会も減っていき、お話の作り方を忘れたのは勿論のこと、漢字すらすぐに出てこないことが多くなりました。頭に浮かぶものがないです。
(わたしの苦手な漢字は「勉強」です。どれがどこにハマるっけ?と度々わかんなくなります。ムが右上というのがピンとこない)
と、いうわけで、今年の夏、わたしはバニーガールになりました。
こうゆうのです。どうしてなったかというと、バニーガールのコスプレをすることが小学校高学年からの夢だったのです。もう、着たぁて着たぁてしゃあなかったのです。
夢のきっかけはスケバン刑事でした。
わたしは漫画スケバン刑事が大好きです。(漫画、というところを強調させてください)スケバン刑事は、家族関係に影を持つスケバン・麻宮サキが、謎の暗闇警視の策略で、幾多の学校の事件を解決するスケバン刑事になるお話です。鉛の入ったヨーヨーで戦います。小学生の頃はじめてスケバン刑事を読み、面白くてかっこよくて怖くて悲しくて面白くて、とてもハマりました。梁山泊のシーンはいまでもトラウマです。でも面白いです。(そして「怪盗アマリリス」や「ピグマリオ」など和田慎二先生の他作品を読み漁りました)
特に、主人公・麻宮サキの、強くてかっこよくて美しい姿に惚れ惚れしていました。キリッとした目をした美人なのです。サキは働き者で、高校生でありながら刑事をしているので、よくいろんなところに潜入に行きます。変装をすることも稀にあります。その中にバニーガールがありました。
とある海上パーティに潜入捜査をするシーンで、サキはバニーガールの姿になりお酒を配るのです。そして小型爆弾をテーブル上のお酒に投げ入れてパニックを起こしたりします。その時のバニーガールのサキが
……と……っっっても……綺麗だったんです………。
いや、サキはいつも綺麗だけどこのシーンは特に綺麗だったんです。1〜2ページくらいの小さなシーンでしたが。とにかく生まれてはじめて見るバニーガールは衝撃でした。
そして、わたしもこれ着たい、って思いました。そのポッと生まれた気持ちを、大人になったいまでも、ずっと持っていたというわけです。
それから、まぁ、十数年の月日が経ち、今年の1月になんとなく、今年やりたい100のこと、を無理やり捻り出して紙に書いていた時に
あっ、やりたいことにバニーガールも入れようかな。年々体の衰えを感じるし、ほんとうに着たいなら早く着た方がいいかも、4月の誕生日にそれで写真撮ってもらおう
とふと思いつき、通販で衣装探したり知り合いのカメラマンに声を掛けたりして始めました。
そしたら!感染がどうとかで!外出れなくて!カメラマンの働くスタジオもお休みしちゃって!わーーーもーーーちょっとーーー衣装買っちゃったんですけど!!!部屋着にしろっていうんですか!!!って感じでして。やる気が繰り越し繰り越しで8月にやっと写真撮影が叶いました。こちらがその写真です。
どうですか。私的にはハイパー最高に気に入っています。
バニーとするめとワンカップ。
満点あげよう。自分に。
そして気がついたんですが、こういう昔からやりたかったことをやるとか、コスプレとか、きちんと撮ってもらう、とかって自己肯定力爆上がりします。生活でなにか嫌なことがあってもトイレに篭って、ナニクソわたしはバニーガールになった女だぞ………と思うと心が落ち着いてくるのです。
だからなんというか、これを読んでいるひとも、もし小さなやりたいことがあったら是非やってください。落ち込むことが多い年ですし、やれそうな小さい夢からやっていって心の活力にしましょう。
おすすめはコスプレです。
以上がわたしの思うところでした。
吉田のゆり
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