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Lofi HipHopの現在ー記事和訳

ツイッターでたまたま見つけた
こちらの記事を訳していこうと思います。

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11月24日追記
HYPEBEAST日本語版に和訳の記事がちゃんとありました...
見比べるとやはり自分の訳はぼやけているところが多く見受けられますね。もっと勉強する励みになりました。


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2020年3月初旬、YouTube上で公開されていた
ChilledCow's lofi hip hop radio - beat to relax/study to

ジブリ風なタッチの女の子が永遠と勉強をするGIFを背景に
Lofi-HipHopをひたすらかけ続けるステーションとして有名です
私も高校時代にかなりかけていた思い出があります。

がしばしの間削除され、インターネット上で激しい怒りを買った。
YouTube側からすれば単なる「ミス」だが、チャンネル的には大きな犠牲を払う結果となった。
というのも、このチャンネルは削除されるまでの2年間ライブ配信を続けており。連続ストリーム時間は13,000時間超え、累計視聴者数も2億1,800万人に達していたためである。リスナーたちはすぐにYouTubeに向けてツイッターに投稿を始め、著作権侵害によるストリームの削除を不当なものと非難した。

「ループする女の子のGIFがついに宿題を終えた」
というユーモアを交えた投稿や、いつでも聴けるこのチャンネルへのそれぞれの思い出を投稿する動きが見られた。

YouTubeが受けたこの猛反発の他にも、いくつも存在するライブストリームやSpotifyのプレイリストはLofi-HipHopの根強い人気をよく表しているのだが、そんな強い需要があるにもかかわらず、リスナーを満足させられるようなプロデューサーたちは「Lofi-HipHop」という看板から距離を置き、「Lofiらしさ」から遠ざかっていっている。

eeveeのように、ただジャンル分けされたくないと考えるプロデューサーもいる一方で、tomppabeatsやidealismはジャンルという概念をあえて避けている。それはジャンルの分類を聴き手に託したいという思いや、Lofi-HipHopというスタイルから抜け出したことが理由といえる。

「もう自分自身をジャンルに縛り付けることはしていない。曲についてあれこれ感じたことを言うのは、作り手じゃなくて聴き手の役目だって思ってるから。」
とtomppabeatsは語り、idealismはこう続けた
「この2年間で、典型的なLofi-HipHopからは少し離れて、アンビエントとかダウンテンポのいろんな他のジャンルから影響を受けた音楽を作ることに力を入れてきた。自分の中に『俺はこれ』っていうジャンルがないんだ」

看板を背負いたがらないプロデューサーもいるものの、Lofi-HipHopは音楽的には一大ジャンルへと変貌を見せた。曲のシンプルさやアクセスのしやすさが人気を呼んだ一方で、衰退の原因もここにあるといえる。

「このジャンルなら誰でも曲作りを始められると思う。ロケットを打ち上げるみたいにすごい技術がいるわけじゃない。サンプリングさえできれば曲は作れるさ」とidealismは言う。「楽に聴ける音楽だよ。ビートはたいてい単調だし、コードもメロディも簡単で展開が読めるけど『良い感じ』がする」


tomppabeatsが話したように、Lofi-HipHopは自由な性質を持つため、ミュージシャンが音楽と共に成長する方法を見つけられる場になっている。「骨組みだけの音楽なので人をやる気にさせて、その人自身のアウトプットが入る余地がある。世代を問わない音楽なんだ。」
Lofiのシンプルさと没入感はセールスポイントと言える。SNSを利用する時間が増え、多くの人が不安を感じたり、落ち込んだり、途方に暮れる現代に、このジャンルが人気を博すのは当然だろう。

「Lofi-HipHopは聴いていて心が落ち着くし、リラックスできる。ストレスを抑えて心をクリアにし、嫌なことを忘れたり、より良い解決策が思いつけたりして、気分がよくなるんだ」とeeveeは語る。

「目につくのは他人の日常のハイライトばかりで、自分のさえない日常と比べるせいで、『もっとがんばらないと』ってみんな感じるようになってしまっているんだ」idealismは話す「簡単にアクセスできて、日ごろのストレスから離れてリラックスできるこの音楽の特性は、特に若者の間で、間違いなくLofi-HipHopが拡大してきた要因だと思う」

しかし、ソーシャルメディアはアンダーグラウンドな音楽にとっては話題になるための重要な手段でもある。
YouTube・SoundCloud・Bandcamp・Spotifyなどでは、数クリックだけで無限にも思えるほど様々なアーティストの情報を見たり、曲の再生や追加ができる、音楽の消費のされ方がすっかり変えてしまったのだ。tomppabeatsはこう語る「大多数の人にとっては音楽は受動的なもので、今までずっとそうだった。でも今は自分で選り好みできるようになったんだよ。昔は静かなのが嫌でラジオを聴いていたから、どんな曲がかかっていても何も思わなかった。」

しかし、Lofi-HipHopの過剰な飽和状態もあって批判的な意見が増えてきている。『ループするGIFが陳腐』だとか、『同じようなサンプルやドラムのパターンが溢れている』といった具合になにもかもが批判の的になっている。
eeveeが言うには「みんなが同じ音だと急に嫌になるタイミングが来るんだ」ということらしい。

HYPEBEASTとKnxwledgeの別のインタビューでは彼自身もSoundCloudにアップロードしているLofi感のある曲に疑問を感じることがあると話していた。
「面白いだろ、SoundCloudでは新しいバイブスの曲だと思うよ。もうだめさ。Soundcloudで曲を投稿しようとするときも、『なんでこんなことしてるんだ?』って思う」

idealismは、プロデューサーのサンプリングに対する怠慢なアプローチもこのジャンルの欠点の一つだとしている。
「いくらでもあるパターンだけど、サンプルを持ってきて、ただキックとスネアをつけて終わり。チョップをやりまくるわけでもなく『もうこれで完成』って感じで。実際俺もやってた。だからこの何年かはサンプリングしてないんだ。俺が思うのは、ちゃんとしたサンプリングの技術を手にいれたり、ネタをオリジナルの作品にするには時間をかけるべきだってこと。それに自分自身にむかって『これは本当に俺自身の作品と呼べるのか?』を問う必要はあると思う」


 Lofi-HipHopのシンプルなサウンドが仇になるときがある。それはお金や音楽レーベルが関わってくる場合だ。受け身なリスナーを相手にした商売なので、そぎ落とされたサウンドも、商業的に利用したいレーベルからすると頼りない印象を与える。「ひどいことに、Lofi-HipHopへの情熱と愛をもって何年もやってきた才能あふれるアーティストやレーベルはたくさんいるのに、商業的に成功するケースをまだ見たことがない。」

idealismは続ける「音楽を聴くと金のためなのか情熱をもってやってるのかは簡単に見分けがつく。金のために音楽をやったら終わりさ。それはもう音楽じゃなくなる。」

圧倒的な人気ゆえ、絶え間ない揶揄や批判もあるが、Lofi-HipHopのプロデューサーは制作に精を出し続ける。彼らは自分たちの音楽が何百人・何千人ものリスナーの日常に寄り添って、心を揺さぶるものだと自覚している。「ノスタルジアは手軽かつ強力な感情さ」idealismはこう説明する。「聴いてる人が夢のような気分で、音楽に身の回りのことを重ねると、人それぞれの深い連帯感を持つことができるんだ。だから音楽はすばらしいのさ。」

eeveeは続ける「かなり試行錯誤をして、それが音にも表れるのがわかる人もいるだろうし、そこに共感を感じる人だっていると思う。そうやって人と繋がるのはすばらしいことだ。俺の曲は少しでもいい気分にさせたりストレスも減らせると思うし、それでこそ曲の作りがいも出てくる。」

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和訳は以上です。

記事のビュー次第で続きの記事も書こうと思います。

それでは

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ここに貴重なお金を落としてくれる人がもしいらっしゃれば、溜まったお金で英英辞典を購入して和訳の質を上げようと思います。

よっ、社長!
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文芸翻訳専攻の大学生です。アメリカのユタ大に9ヶ月留学してました。TOEIC920点。元体育会陸上部。音楽小説映画が大好き。四年生なのに就職先も決まらずぶらぶらしてます。和訳のリクエストはTwitterで伺います。