見出し画像

胎児が水腎症と診断されて①(32-33w)

32週の妊婦健診を終えて帰宅途中、通院中のクリニックから電話があった

医師:「健診のときには言わなかったんですけど、赤ちゃんの腎臓が少し肥大している可能性があります。上の先生と相談して、大学病院で一度見てもらうのはいかがでしょうか。」

私:「え、はい。。。(え、さっき順調って言ってたじゃん・・・)」

自分へのご褒美に美味しいもの食べて帰ろーって思っていた矢先、近所のショッピングモールでルンルン気分だったので、目の前が一瞬真っ白になった

とりあえず、産院に行って紹介状をもらわなくてはいけないので、徒歩15分の道を戻る
歩きながら、「胎児 腎臓」と調べると、"水腎症"の文字
とてつもない不安に襲われつつ、夫と母に電話をしながら、産院に向かった

紹介状をもらう時、医師に「水腎症ですか?」と尋ねると「まだわからないですが、水腎症か多嚢胞性腎症の可能性があります」とのこと

その場で大学病院の診察日を決め帰宅した


数日後、大学病院へ通院
予約日は平日のど真ん中
まだ産休は始まってなかったけど、もちろん仕事は休みをとった

エコーで腎臓を見せてもらうと、左の腎臓が右の3周りくらいおおきく、
私でさえ、"こりゃやばそう・・・"っていうのがわかった
医師の診断は「水腎症でグレード4」
水腎症の中では一番重いグレードだった
幸い右の腎臓は正常で、羊水の量は正常だったので、経過観察となった

出産前にできる治療はなく、腎臓が破裂したりするリスクも(ほぼ)ないため、通常出産を進め、産後に赤ちゃんの様子を見て治療を進める方針に
私はハイリスク妊婦というカテゴリに分類され、大学病院で出産することになった

腎臓以外の器官は現時点では正常
水腎症は命の危険がある病気ではなさそうなので、そこは少しだけ安心だった
だけど、まさか自分の子供がこんなことになるなんて。。。

----

「水腎症」と診断されて、ネットで検索してみたけど、医学的なサイトがヒットするばかりで、体験記的なものがあまり見当たらず、不安が拭いきれなかったので、ここに記録していきたいと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?