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my favorite を贈る気持ち。

「この写真集かっこいいんで、見てください!」

来店したデザイナーのお客様が渡してくれた本。わざわざ買ってきてくれたのだろう。包み紙には入っておらず本を裸で渡してくれた。

ストレートで気持ちの良い頂きものだった。

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「このページのこの写真、このフォトグラファーがかっこいい」など、自分が良い、そしてかっこいいと思うのものを本という物質で渡してくれることにとても感動をした。

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☆☆☆

地方に住む友達の一人に

「この曲、絶対好きだと思うから聴いてみて」といってLINEでURLを貼り付けてくる奴がいる。

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好みのものもあれば、そうでもない時もある。近況の報告をしあうこともなくただただ音楽を教え合う。相手のことを考えて送る時もあれば、独りよがりなときもある。そういうふとした時にくる音楽の贈り物が嬉しかったりする。


☆☆☆

地元にいる兄に本を送った。

ワタナベアニさんの「ロバート・ツルッパゲとの対話」だ。個人的に、読んでいるとゾワゾワする面白さで好きな本だったので、衝動的に送ってしまった。

そんなに頻繁に連絡をとりあうことはないが、最近電話で近況を話した。特に本の感想を言われることはなかった。「読んだ?」と聞くのも野暮なのでそのままにしておこう。でも一言くらい感想は聞きたいものだ。


音楽や、本、写真集を送り合う、教え合うというのはいいものだ。

時々はやりたい。

頻繁だと消化しきれないので、時々がいい。

距離はあるけど、好きなもので繋がれるっていいなと思う。時にはおしつけになる時もあるが、そんなの関係ない。気持ちの問題だ。


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