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記録の為の旅行記〜果てしなく続く砂漠へ

知人宅で何気なく飾ってある砂漠の写真を見て、訊ねてみた。

「これはどこですか?」

「モロッコ、、、行ってくれば」

この間髪入れない簡潔かつ無駄のない会話で、僕はモロッコに行くことを決めた。

ロンドンに住んで1年が経とうとしていた頃だったか。知人のカメラマンはまだどこにも旅にでていない僕にとっていろいろな行動を起こすいいきっかけになると即座に判断したのだろうか。その迷いのない提案に「いいですね」と即座に返事をする自分がいた。写真を撮ることに興味があったので、この砂漠を撮りにいくというミッションはとても自分の好奇心を掻き立ててくれた。

モロッコに行きたいということより砂漠を撮りたい、これがヨーロッパに降り立ってからの初の一人旅の動機だ。海外のLCCのエアチケットを取るところからが旅の始まりだ。目指す砂漠へどのようにしたらたどり着くのか、本を読み調べた。本が示すには砂漠に行くのなら10日間は必要と書いてあり、そんなに休みを取れない自分は本を読みながらすでに焦っていた。行けるのだろうか。いや行くしかないのだ。10日間かかる旅だが休みがとれたのは8日間。弾丸で行く事を心に決め、リュックにフィルムを詰め込み必要最低限の着替えと地球緒歩き方をもち、モロッコへと飛び立った。


「地球の歩き方」という本を読んでいるから,歩き方は大丈夫だろうと、根拠の無い自信があったが、「旅の仕方」には不慣れだった自分は、今思うとあまりに無計画過ぎるだろ、と突っ込みたくなるほどに適当にしか感んがえていなかった様な気がする。


例えば,
LCCのチケットを買う際、安いからといって安易にポチッとした時に、早朝の便にのる為にどうやって市街から離れた空港まで行く必要があるのかを考えていない事。次に、ついたその日の宿を予約せずにいくこと、何とかなるかなという自信。そして、お金をいくらくらい使うだろうかと、予測をたてない事。

不慣れこそ、旅初心者にとって旅の醍醐味なのかもしれない。

行き当たりばったりこそ、自分の美学だと言わんばかりに。


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いつか書いておきたいと思いつつ、ほったらかしにしていた案件を少しずつ書いていくというnote記録です。

気の向くままに、
少しずつ
砂漠までの道のりを記していきます。


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カラーリスト。人生半分東京育ち長崎県出身。3人兄弟の3番目。1979年生まれ。色彩にはまり、日々妄想にふけり、書きたい事を書いてみたいと思います。http://www.dadacubic.co.jp/

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記録の為の旅行記。思い出しながら書く事でもう一度旅に出たいと思います。

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