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『ロボット・イン・ザ・スクール』デボラ・インストール(著)松原葉子(訳)

プレスクールに通い始めたボニーを見て、タングが言い出した。「僕も学校に行きたい」。果たしてタングは人間の学校に入学できるのか…?ケンカ、別れ、新た出会い。毎日がてんやわんや、でもあったかくて愛おしい家族の日々に笑って泣ける、ハートフル小説。

ボニーが学校に行き始め、当然「何で僕には学校がないの?」とタングが言い出し、奮闘するベン達が相変わらずハートフル。

3巻目も前巻にひきつづき、学校やオフ会、旅行など、小粒エピソードの連続で、大きなストーリーがないのは残念だが、どのエピソードもかなりユーモラスで楽しい。今回はてっきりボニー&タングが主人子で、学校メインの話だと思っていたが、主人公はジャスミンだった。まさかの恋バナ。今後どう変化するのか、というか、出てくるのかドキドキ。しかしどうせなら反抗期とかが見てみたかったな。

学校の話では絶対タングはいじめられると思っていたのに、圧倒的人気者で、特に大きな事件もなく意外。逆にボニーが適応できずに悩む。ボニーが今後どう成長してゆくのかも楽しみでならない。しかし全体てきにボニーとロボットたちのやり取りが少なく感じる。距離感がつかみづらい。

一番以外だったのはラスト。そうやってぶちこむのかぁと笑った。続きが気になって仕方なくて卑怯(笑)

#読書感想 #読了 #ネタバレ #海外小説 #ヒューマンドラマ #デボラインストール

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