浅煎りコーヒーのドリップの仕方
自宅でコーヒーを淹れようと思っても、浅煎りのコーヒーって特に難しいですよね。
あんまり焙煎されていないため、酸味が出やすくなってしまい、なかなか自分がおいしいと思えるような抽出ができなかったりします。
今回はそんな方のために、自宅で簡単にできる浅煎りコーヒーのドリップの仕方を書いていきたいと思います。
ちなみにコーヒーは浅煎り、深煎り、中煎りとあり、それぞれにあった淹れ方があるのでご注意ください。
浅煎りコーヒーのドリップの仕方
ポイントは時間と量をしっかりと測ること。
スマホのストップウォッチと、キッチンスケールがあれば大丈夫です。
どうしてもドリップ専用のものがほしいという方にはこちらがおすすめ。
そして浅煎りのコーヒーを初心者の方が淹れるのに、おすすめな方法はこちらです。
これがすごくわかりやすいかなと思います。
たとえばですが、12gのコーヒーを使うとしたら、お湯はその16倍の192g程度注ぎます。
それを最初だけ粉が全体に浸る分、ちょっとだけのお湯を注いで30秒くらい蒸らした後、タイマーがトータルで2分になるタイミングで192gのお湯が注げるようにすればOK。
実際やってみると簡単だけど、文章だとちょっとややこしいですね。
動画もあったので、よかったら参考までに。
紙のリンスや、スプーンで混ぜるのはお好みで大丈夫だと思います。
これなんで紙のリンスをするかというと、
・紙くささをお湯で流すため
・器具を温めるため
この2つの理由があります。こだわりたいという方はぜひやってみるといいと思います。
そしてスプーンで混ぜている理由は、コーヒーの味をよく出すためです。
これもこだわりたいという人はやってみるといいですね。
おすすめの器具としては、このドリッパーや
こっちのドリッパーもおすすめです。
プラスチックのものとかだと500円くらいで買えたりもするので、それでも全然いいと思います。
単純に浅煎りコーヒーの淹れ方が知りたいという方は、ここまでで大丈夫です。ぜひ試してみてください。
抽出の原則/コーヒーの味が出る順番
さてここからは、ちょっとマニアックな話をします。
コーヒーの味は酸味、甘み、苦味(雑味)の順番で味が出てきます。
さっきのスプーンで混ぜる話だと、ちょっとコーヒーの味が酸っぱいなと感じるなら、スプーンで混ぜる方法を試してみるといいかもしれません。
味は酸味から甘味のフェーズにスライドできるので、酸っぱいと感じるものを甘くすることができます。
この味の出る順番は、味を作ろうと思うときには結構役に立ちます。
味が酸っぱいなと感じるときには、もう少し味が出るようにすればいいし
雑味を感じるときには、味が出過ぎないようにすれば大丈夫です。
具体的にどうするかというと、挽き目を変えてみるのがおすすめです。
上に書いてある方法は固定して、挽き目だけ変えると味の調整ができます。
粗くすれば味が出にくくなるので、酸味よりの味になるし
細かくすれば甘みが出やすくなるし、しすぎると苦味や雑味が出てしまいます。
これをうまく利用すると、自分好みの味を作ることができます。
ただこれをやるには自分でコーヒーミルやグラインダーを買わないといけないので、ちょっとマニアックな話でした。
お店で豆を挽いてもらっているという人は、そのお店のレシピを教えてもらって淹れてみるのがおすすめです。
以上、なにかご質問等あればコメント欄までお願いします。
ではでは。
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