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山の登ることが大好きで、カメラを持って登っています。登り始めて15年、記憶に残る山旅を…

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山の登ることが大好きで、カメラを持って登っています。登り始めて15年、記憶に残る山旅をやっています。山の魅力など発信していきます!

マガジン

  • この山の魅力!

    日本には様々な山があるが、山一つ一つに異なる魅力がある。 それは登った人しか分からないもの。 自分が登ってきた山から肌で感じた魅力を伝えていきたい。

  • なぜ、山に登るのか?

    なぜ、山に登るのか? 自分の中でこの答えを見つけたいと思います。

最近の記事

山の旅から学んだこと

これまで数々の山に登ってきた。この登山を通じて、登山から何を学んできたか、自分にどのような変化があったか。 尚、ここでいう学んだこととは、単なる自然や登山に関する知識ではなく、これから生きていくうえで大切なこと、自分が成長していくために大切なことである。私自身は、山の旅から次の4つの力が得られると考えている。 ①計画力 山に登るにあたり、まず大切なことは登山計画。 いつ、何のために、誰と、どこの山に、どのルートで、どのように登り下山すか、を考える。最終目標は「無事に下山する

    • この山の魅力!「鳥海山」

      この山の魅力!「鳥海山」について書きたいと思う。 鳥海山は日本海側の山形県・秋田県の県境にそびえ立つ。どっしりとした山容で裾野が広がる存在感のある山だ。 鳥海山へは登山口の鉾立から登る。登山口から少し登ると鳥海山山頂が見えるが、はっきり言って遠い。相当な距離を登ることを覚悟させられる。実際にも登山口から山頂まではかなりの距離を登らなければならない。 登山口から1時間ほどで御浜神社のある山小屋に着く。ここから広大な日本海を見ることができる。山小屋の裏に回ると、突然、湖を眼

      • この山の魅力!「岩木山」

        山の魅力を伝えるために、青森県の岩木山へ登ってきた。 日本百名山の一つであり、青森県の山々の中でも存在力がある。 登山コースはいくつもあるが、オススメは岩木山神社から登る百沢コースである。百沢スキー場から登山口、焼止小屋までのポイントは比較的なだらかな登山道で登りやすい。但し、このエリアは熊の生活圏であり、その場に人間が立ち入っていることは忘れてはならない。 焼止小屋から先は沢沿いに谷間を登っていくが、ここから岩場、急登が始まり、がんばりどころ。錫杖清水というポイントでは

        • この山の魅力!「八甲田山」

          青森県にど~んとそびえ立つ八甲田山連峰。この山の魅力を探っていく。 登山口はいくつかあるが、酸ヶ湯温泉から登ることをお勧めしたい。 なぜなら、下山後に酸ヶ湯温泉のヒバ千人風呂に浸れるから。 酸ヶ湯温泉から登り始めて、10分ほどで異様な雰囲気の場所に着く。 なぜかこの場所だけ、木々や草が枯れている。火山性ガスの影響らしい。 そして、登り始めて30分ほどで「地蔵湯ノ沢」に着く。ここはガレた場所で硫黄の臭いがきつい。まさに、八甲田山は生き続けている山だ! ここを登りきると「

        山の旅から学んだこと

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        • この山の魅力!
          4本
        • なぜ、山に登るのか?
          4本

        記事

          この山の魅力「白神岳」

          登山が大好きな自分にとって、どの山に登ろうかと考えるとワクワクする! そして登って、その山の魅力を肌で感じる。 自分の登ってきた山々を思い出して、その魅力を発信していきたい。 まず、青森県の「白神岳」。 白神山地といえば、何を想像するだろうか? そう、ブナの原生林が広がる世界自然遺産である。 そして、その世界自然遺産にそびえ立つ主峰、「白神岳」。 その登山口から数分で大きなブナの木に出会う。 そして、うっそうとした森の中を進むが、熊がいつ出てくるか分からない雰囲気。ここ

          この山の魅力「白神岳」

          なぜ、山に登るのか?(Vol.4 完結)

          これまで全3回にわたり、「なぜ、山に登るのか?」の答えを見つけるために、自分の登山について考えてきた。 改めて振り返ってみると、最初は何も考えずに登山を始め、次はカメラに興味をもって絶景写真を撮るために登り、最近は今しか登ることができない山なので登っている。そう考えると、自分の周りの環境の変化に伴って、山に登る目的も変わっていることに気付けた。 「なぜ、山に登るのか?」 これからもいろいろな山に登り続けていくうちに、また登る目的も変わってくるだろう。ただ、目的が変わるだ

          なぜ、山に登るのか?(Vol.4 完結)

          なぜ、山に登るのか?(Vol.3)

          前回に続いて、最近の山登りを考えてみた。 今は仕事の都合で仙台に単身赴任しているが、それ以前は関東に住んでいたので便利な登山バスを使って北アルプスをメインに登っていた。しかし、仙台に来たことによって登る山が変わった。そう、東北の山である。関東にいたころは東北の山々のことをほとんど知らず、登ることすら一切思わなかったが、一気に身近に感じることとなった。八甲田山、岩木山、秋田駒ケ岳、岩手山、鳥海山、月山、栗駒山、安達太良山、磐梯山など。そこには、すばらしい山がたくさんある。しか

          なぜ、山に登るのか?(Vol.3)

          なぜ、山に登るのか?(Vol.2)

          僕の山登りでは、カメラが重要な役割を果たしている。なぜなら、カメラは時間を切り取ったものを残せるからだ。 登山を始めた15年ほど前は、山頂を目指す山登りではなく、絶景を写真に収めるために登っていた。特に、北アルプスの山々が作り出す景色に魅せられた。場所や時間の移り変わりで景色が一変し、まさに一期一会の景色。 毎年1回、夏の北アルプスに登って山小屋に泊まり、少ないチャンスで絶景を写真に撮りまくる。 このように、この頃から目的のある山登りを始めた。つまり、絶景に出会って写真

          なぜ、山に登るのか?(Vol.2)

          なぜ、山に登るのか?(Vol.1)

          本格的に登山を始めて15年ほど経つ。これまで、奥穂高岳・槍ヶ岳などの北アルプスの高山や家の近くの低山などを登ってきた。今でも年に数回は山に登っているが、最近、山頂を目指して登っている時に思うことがある。それは、なぜこんなにしんどい思いをして山に登っているのか、である。「なぜ、山にのぼるのか。そこに、山があるからだ」は、イギリスの登山家であるジョージ・マロリーの有名な言葉。しかし、自分の答えはそうではない気がするので、じっくりと考えてみたい。 登山を始めたころを思い出すと、今

          なぜ、山に登るのか?(Vol.1)