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【生理のケア&アドバイス】 婦人科へ行くべき症状と病院選びのポイント #行こうぜ婦人科

婦人科に行くのは恥ずかしいし、行きにくい…と感じている人は少なくないのではないでしょうか。ですが定期的に検診を受けることで、病気の早期発見・早期治療につながります。体調が悪いときなどに、気軽に相談できる“かかりつけの婦人科”を持っておくと安心です。

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どんなときに婦人科へ行く?

婦人科は、妊娠・出産や生理(月経)に関する症状はもちろん、膀胱炎や貧血、便秘、腰痛、更年期障害のようなホルモンバランスが原因となっておこる症状、たとえば骨粗鬆症、頭痛、肩こり、めまい、のぼせ、手足の冷えなど、さまざまな女性のカラダの不調をみています。

たとえば腰痛で辛いときには、整形外科に行くべきか迷うこともあるでしょう。骨や関節に原因があって腰痛がおこっている場合はそれでいいのですが、女性の場合は子宮筋腫や卵巣のはれ、生理痛(月経痛)などが腰痛の原因になっていることも多くあります。

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もちろん診断の結果、婦人科と関係ない症状とわかれば、ほかの科を紹介してもらえます。実際、腰痛なら整形外科へ、痔なら肛門科へ、腹痛なら内科や消化器科へ、精神的な悩みの場合は心療内科やカウンセリングなどを紹介するというケースは多いもの。異常や不調を感じたら、できるだけ早く受診します。生理中でもかまいません。定期検診など、急がない場合には、生理の終わりごろが適しています。

病院選びのポイント

不妊治療や妊娠・出産など受診の目的がはっきりしている場合は、その分野の専門医を選ぶようにしましょう。受けたい検査や治療が可能かどうか、保険適用かどうかなど、事前にホームページや電話で確認しておくことも大切です。

また、受診の前に、電話をして予約が必要かどうかの確認をしましょう。女性の医師による診療の可否など、希望することがあればこのタイミングで相談するのがスムーズかもしれません。

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婦人科に行くハードルのひとつとして、内診に対する恐怖感を挙げられる方も多いでしょう。でも、内診は正しい診断のために必要な検査のひとつです。緊張して硬くなったりせずに、リラックスして検査に臨むことが受診のコツです。

まだ性経験がない人、どうしても抵抗感がある人は、遠慮せずに気軽に看護師や医師に相談してみてください。内診をせずに、超音波検査など、ほかの検査で様子を見ることもできます。

※内診後には必要に応じて次のような検査をします。

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診断当日に結果が出る場合は、医師から病名や治療方針などの説明を受けます。後日になる場合は、次回の診察日を決めます。ここでも不安なことがあれば、積極的に聞いてみてください。

自分の身体のことではあるけれど、実はわからないことってたくさんあります。婦人科に行くことは、自分の身体を大切にするために、ごく当たり前のこと。不安に思うことや気になることがあれば、気負わずに、婦人科に足を運んでみてください。

※この記事は生理のケア&アドバイスに掲載の情報をnote用に分かりやすく編集したものです。

(参考:「生理のケア&アドバイス」婦人科へ行くべき症状と病院選びのポイント TOPイラスト:荒木智子)

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