企業向け研修プログラム『みんなの生理研修』をローンチしました!
「NoBagForMe」プロジェクトは、生理の知識を身につけることで、職場における男女間や女性間の相互理解を深めることを目的に、企業向け研修プログラム『みんなの生理研修』をローンチしました。
平成31年経済産業省発表の「月経随伴症状による社会経済的負担」は、6,828億円*。そのうち、生理にまつわる症状による労働損失は4,911億円*と言われており、生理痛や生理にまつわる様々な症状によって働きづらさを感じている女性は多くいらっしゃいます。
そのような中で、生理を職場において特別視するのではなく、みんなが健康的に働くために必要な知識の一環と捉えて、改めて生理について学ぶ機会があっても良いのではないかと考え、企業さまを対象に『みんなの生理研修』を実施していくことにしました。
* 健康経営における女性の健康の取り組みについて 経済産業省 ヘルスケア産業課発表(平成31年3月)
女性にも男性にも必要な、生理の知識。「みんなの生理研修」を行う理由
女性のみなさんは、小学校高学年の頃に女子だけが教室に集められて、生理について教わった経験をお持ちの方が多いのではないでしょうか。そして、それ以降は生理について学ぶ機会はほとんどなかったという方もいらっしゃるようです。一方、男性のみなさんは生理について教わる機会がほとんどなく、また自ら調べようと思っても気恥ずかしさから躊躇してしまい、今まで学ぶ機会を作れなかった方も多いのではないでしょうか。
実際、生理について理解しているかどうかアンケートを行うと、実に男性の54%が理解していないと回答しています。
出典)都内で働く男女へ生理にまつわる意識調査 (ユニ・チャーム調べ N:2,000 2020年4月)
また、女性も学校で生理について教わった後、生理について学ぶ機会は限られており、年齢を重ねても生理や生理用品の使い方について実は自信がないという方もいるようです。
出典)都内で働く男女へ生理にまつわる意識調査 (ユニ・チャーム調べ N:2,000 2020年4月)
そのような中、「NoBagForMe」プロジェクトでは、「話そう、知ろう。生理のこと。」を掲げ、
生理にまつわる知識向上と相互理解を促進する
を目的として、職場における男女間や女性間の相互理解を深めるため、企業向け研修プログラム『みんなの生理研修』を行なっていきます。
生理で体調が悪いのに、誰にも相談できず我慢している人も少なくはありません。こうした状況を少しでも改善していくためには、まずは生理について相談しやすい環境を作ることが、みんなが健康的に働くために必要だと「NoBagForMe」プロジェクトでは考えます。
研修でお伝えする内容について
研修内容は、「生理や女性の健康に関する知識」を学べる前半パートと、「生理用品の選択肢」を学べる後半パートで構成しています。男女ともに研修を受けることで、男性は女性の生理にまつわる相談について理解しやすくなったり、女性からは生理にまつわる悩みを上司や同僚に話しやすくなったり、更には職場のみんなが働きやすい環境の醸成につながるのではないかと考えております。そのため、女性はもちろんのこと、女性の同僚や部下をもつ男性の方も是非ご参加下さい。
<カリキュラム詳細>
1.生理や女性の健康に関する知識(約30分)
-生理の仕組み、生理にまつわる不調とそのケア、女性特有の健康課題
(『みんなの生理研修』資料より抜粋)
2.生理用品の選択肢(約30分)
-様々な生理用品の種類、正しい使用方法
(『みんなの生理研修』資料より抜粋)
参加者の声
今までにご参加頂いた方の声をご紹介いたします。
生理が始まり数年経過しているため、生理については知っているつもりでしたが、実際に受講してみると、まだまだ知らないことが沢山あり、新たに生理のことを知ることが出来たので、とてもよい時間になったと思います(10代、女性)
生理の知識はある方だと思っていましたが、意外と知らないことが多く、改めて自分自身の身体と向き合うことが必要だと感じさせられました。婦人科への検診や子宮がん検診など、今までハードルが高くて行けなかったのでこれを機に検診を受けてみたいと思いました(20代、女性)
生理についての知識が非常に乏しかったのですが、今回の講義を受けて、生理がどのようなものなのか、また、さまざまな生理ケアについて学ぶことができました。これからはより一層女性に優しくできそうです(20代、男性)
大人になった今だからこそ、女性も男性も改めて生理について学んでみませんか?
多くの企業さまのご応募をお待ちしています!
#NoBagForMe 公式サイト
https://www.sofy.jp/ja/campaign/nobagforme.html
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