Noah / ノア

キューバ留学生。大手総合メーカーを3年で退職し、カリブの島国で語学に励む。 「社会人に…

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キューバ留学生。大手総合メーカーを3年で退職し、カリブの島国で語学に励む。 「社会人になっても留学はできる」ということを伝えるべく、文章を記しています。 Official WEB→https://www.cuba-mania.com/

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  • キューバ留学記

    社会主義国キューバに移り住み、肌で感じた思いを書き記します。

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【キューバ滞在記】 26歳、夏。 僕は退職届を突きつけ、革命の国キューバにやってきた。

「はぁ?給料良し福利厚生良し。わざわざ安定から逃れる意味は?」 「留学した後、どうするのさ?」 「外に出たら、今がどれだけ幸せだったのかが分かるよ。後悔するよ。」 もう、散々言われてきた。(笑) この閉鎖的な雰囲気にある国の中で、(他企業と比較すれば)安定にある会社を辞める。確かに普通は、そんなことはしないのだろう。 けど、辞めた。 そして今、泣きべそかきながら、スペイン語クラスを受講している。クラスのレベルに全く付いて行けねぇんだ・・・。だからと言って、例えば「死に

    • Instagramの新機能「Live Rooms」を日本最速で解説します

      ※画像はInstagram公式より引用 2021年3月1日、Instagramは「Live Rooms」という新機能開始をアナウンスしました。今回はLive Roomsの機能について解説します。 従来のライブ配信との違いは?これまでのライブ配信は最大2名がトークに参加できましたが、今回の「Live Rooms」では最大4名まで参加できるようになります。これにより、コンサートのような音楽セッションやカンファレンスまで、あらゆる可能性が増幅されるでしょう。 主な特徴とそのメ

      • Dispoが正式リリースしたので、アプリ解説してみた(機能や注意点を含む)

        Clubhouseが盛り上がりを見せる中、新たな招待制の写真共有アプリ「Dispo(ディスポ)」のβ版が終了。2/24(水)に正式リリースしました。 そもそもDispoって?Dispoとは「Disposable Camera」の略で、「使い捨てカメラ」を意味する写真共有アプリです。「写ルンです」をイメージすると分かりやすいですね。 発案者は世界的YoutuberのDavid・Doblik(デイヴイッド・ドブリック)氏。いわゆるVlogで有名な彼ですが、Instagramに

        • サランラップはお気入りの洋服と干す

          キューバ美女とのデートを前日に控え、お気に入りのオックスフォード・シャツを綺麗に干していた。そして当日の朝、浮かれた気分で干したシャツを取りに行くと、不思議ことにシャツに自分の顔が反射し映っている。 さて、シャツをよく見ると「サランラップ」がべったりと付いているではないか。 「Buenos días!(おはよう)」と近づいてくる、ホームステイ先のお母さん。そして「Perdón(ごめん)」と言いつつ当たり前のように、シャツからサランラップを剥がして台所に帰って行く。結果、そ

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        記事

          差別って何から生まれるの?

          差別って、どこにでも起こるよなぁって思う。 例えば中東では、「宗教の違い」により、(メディア上では)常に争いが起きているように見える。僕はこの争いを差別の一種であると考えていて、僕は差別が宗教を持つことにより起きるのであれば、宗教なんてない方がいい!と正直に思っていた。けど、宗教を持つから争い(差別)が起きる、との考えはかなり浅はかだったなぁと、最近になってすごく思う。 今、アメリカでは「肌の色の違い」で差別が起きている。Black Lives Matterを叫べば、Al

          差別って何から生まれるの?

          “モノがない“ことは、ある種の“解放”を生み出すと思う。

          僕は“モノがない“国が好きらしい。 例えばラオス。作家・村上春樹氏が「ラオスにいったい何があるというんですか?」という本を出すほど、何もない。メコン川で釣りをするくらいだろうか。しかし、僕はラオスが好きだ。 そしてもう一カ国、キューバが好きだ。ただ、キューバは真っ直ぐな社会主義国。物質的な煌びやかさはない。さらに、昨今の日本では電気代やガソリン代の高騰がニュースとなるが、キューバはそもそも電気やガスがまともに通ってない。 ** さて、インフラも娯楽も乏しいキューバだが

          “モノがない“ことは、ある種の“解放”を生み出すと思う。

          コロナ差別を受け、初めてモヤモヤした嫌なものを言葉にでき、未来を明るくしたいと考えるようになった。

          ※この記事の内容は、キューバを非難する趣旨で書いたものでは決してありません(汗)。僕は今日もこれからもキューバが大好きだし、キューバには今後も死ぬほど行くでしょう。僕の体験はキューバ以外の国でも起こり得ることなでことなので、キューバだけがこういう国なんだと、思わないでください!(>_<) ---------- 東京オリンピックが始まるまでキューバに留学している予定でしたが、3月下旬、心半ばに日本へ帰国してきました。理由はもちろん、コロナの奴です。コロナの拡大に伴いキューバ

          コロナ差別を受け、初めてモヤモヤした嫌なものを言葉にでき、未来を明るくしたいと考えるようになった。