見出し画像

「写真」が表現するものとは?

8月21日〜25日まで
和歌山県海南市黒江にある『b□aNck(ブランク)』さんで

夏にふさわしい爽やかなイメージのある
「青展」という写真展が開催されていました。

『b□aNck(ブランク)』さんのリンク先です。

facebook
インスタグラム
クラファンに想いが綴られているので、ぜひ見てみてください!
https://readyfor.jp/projects/regional_space_for_kuroe

和歌山県民なのに、存在を知らなかった私自身を恥じたい・・・

とあるグループとのご縁で
写真を出展させて頂ける事になりました。
(小さな夢が一つ叶っちゃいました)


夜だと違う雰囲気になる予感

テーマから見える多様な視点

「青」という色は、一見単純に見えるかもしれない。
しかし、実際にはその色に込められた意味や感じ方は、人それぞれ異なる。

多様な視点で捉えられた青が一堂に会する場で、
私は「青」という色の奥深さと、
それにまつわる思考の広がりと捉え方の違いに驚かされました。

展示された写真の中には、
・青い景色を全体的に捉えた作品
・飼い猫の瞳の青さを強調した作品
・光の反射によって青く見える海
・青い空を背景に撮られた植物
・青い服を着た女性の肖像写真
・暗い背景の中で唯一目立つ青が印象的な作品

それぞれの写真から感じられる「青」は、
全く異なる意味合いや感情を呼び起こす。

なぜ「青」にこれほどの違いが生まれるのでしょうか?


「写真」とは何なのか?

そもそも写真は、ただの思い出を残すためだけの道具ではないと私は思う。

「何かを表現するための手段」とも考えています。

でも、その「何か」が一体何なのか?
私はまだ答えを見つけられていません。

人々が写真を通して何を表現し、何を伝えたいのか?
その答えは一つではないのかもしれません・・・。

写真展での様々な「青」に触れた今、
その問いはより一層、私の中で深まって迷宮入りしています。

もしかすると、写真とは見る人の心に問いかけるものかも?

「この青は、あなたに何を感じさせますか?」

なんか、哲学的な話になってきた・・・
でも、こうゆう考えをするのは嫌いじゃない

「青」というテーマの下、
写真家たちは自らの視点を通じて、異なる青を表現してました。

それは彼らの経験、感情、そして世界観の反映かもしれない。
恐らく、写真家なりの意図などはあったと思います。

見る側にとっては、それぞれこのように感じてたかも
「あなたはこの青をどう感じますか?」と。

その問いに対して、私たちはどんな答えを見つけるべきなのか?
それとも、答えを見つける必要があるのか?

もしかしたら、その問い自体が、写真の本質であり、
私たちが写真を通じて探し求めるものなのかもしれません。

自分が勝手に難しく考えてるだけかもしれないけど
何か、アートというか「絵画」に近しいものを思いました。

てか、芸術はそんなものなのか?と勝手に思っている。


最後に

写真は何を伝え、何を表現するのか?
それは、私たち一人ひとりが心に抱く「問い」によって異なる。

もちろん、「思い出の記録」としての役割も強いとは思います。
見返す事で、感傷に浸れる素晴らしい物ですから

「写真」を違う視点で見れば、
写真はただの「記録」ではなく、
「表現」へと昇華する可能性があるものだとも思います。

あなたが今まで見てきた写真には
どのような「問い」が隠れていますか?

夏休みの最後に
素敵な思い出になりました。

イベントを企画や運営して下さった方々に心から感謝してます。
ありがとうございました。


#夏の1コマ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?