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小山先生の良さを伝えたい

本記事について

本記事は恩師であり、数学の価値観や実力に大きく大きく影響を受けた小山先生について良さを伝えたいと思い書かせていただきます。本記事をよんでいいなと感じてくれたか方は、是非駿台や学研プライムゼミで授業の受講を検討してみてください。無料会員登録で一部の講座が閲覧できます。

学研プライムゼミは難関大理系数学が特にオススメです。全科目含めてもあれほど完成された最高傑作の講座は存在しません。それ以外だと、古い方がオススメになります。理由についてはまた別の所でお話します。

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小山先生の良さ

*問題を見てどのように考えて一歩目を踏み出すのか、一歩目を踏み出してその後どのように考えて最後まで辿り着くのかという答案に直接でない式変形や立式のモチベーション、注意点について詳しく学べる
→一般的な授業や参考書では注意点については触れられていることはまだあっても薄かったりしますし、なぜそうするのか、なぜそうしたくなるのかというモチベーションの部分については殆ど説明しないのが大半です。その結果、なぜその式を立てるのか?なぜそう式変形するのか疑問を持つことが多くなってしまっています。小山先生はその点について丁寧に説明してくださるのでその疑問が湧きません。
※説明が雑多にならない範囲でもがき方まで教えてくださります。

*解く上で必要な定石や考え方を汎用性の高い形で抽象化整理した状態で教わることができる
→理由についても丁寧ですが、この点についても本当に勉強になります。独学ではなかなかしにくい所なので、一番の強みといっても過言ではありません。一般的な授業や参考書で殆ど教えてくれませんし、教えてくれるものでも決まりきったものや、簡単なものだけのことが多いです。かなり問題にべったりと張り付いていているものもあるので、結局その問題は解けたけど他の問題になったら解けないという事態になりがちです。そうならないために、自分でそこから抽象化をし直さないといけないのですが、大抵の場合自分で上手くすることが難しいです。この自分ではしにくい所について、小山先生はかなり手厚く扱ってくれます。市販の物に書かれていない問題まできちんと、他の問題に適用しやすい形で問題からポイントを抽象化し、整理した状態で教えてくださいます。このおかげで、扱う内容が多い高校数学でも、頭の中が混乱せず、見た目が違う問題にも正しく適用できるようになります。目の前の問題はあることの具体例という感覚が自然と身につき、いつもしていることは同じだと実感できるようになります。この他の問題にも使うことを強く意識した解説になっているという点が本当にいい点です。よく世間に出ている整数や複素数平面以外も綺麗に整理して教えてくださいます。
※またこの抽象化している抽象度が丁度良すぎます。簡潔にまとまっているのに、抽象的すぎず具体例である問題に適用しやすくなっていますし、かといって具体的すぎることもないので、かなり幅広い範囲に適用しやすくなってます。本当にすごいです。自分でしても具体的すぎたり冗長になってしまったりしなかなか上手くいきません。

*先生の解釈や考え方、見方、傾向が学べるので、経験が学べる
→先生の解釈を聞くことでかなりの事が統一的に正しく見れるようになります。~することが多いという傾向についても教えてくださるのでかなり貴重です。問題集では批判を恐れてほぼ書かれていませんし、授業であっても一部の先生方からしか教われません。直感的なイメージを教えてくれるのも、式や状況のイメージが湧きやすくありがたいです。
※数理系の科目を式を観察し意味を考える習慣がとても大切です。
※先生の視点を学ぶことで自分でもどんどん色々な見方をできるよつになるのも大きいです。

*大事なことを繰り返しフレーズ化して強調してくれたり、ポイントとしてまとめくれる
→このおかげで要点が掴みやすく、内容が整理しやすいです。しつこいぐらい繰り返してくださるので、頭に入れようと思わなくても自然と入ってきます。式があったら式か図か、図示できるなら図示、直接か存在か、直接か間接か、直接がだめなら間接で、式がなければ式を作る、式があれば式の見方を考える、まずは図形でだめなら計算で、連続形は最初と最後、真なら証明偽なら反例などです。
このフレーズ化されているものや抽象度が他のものより高めのポイントによって、ただでさえ完成度の高いポイントが互いに関連づけられより強固な体系を作っているのはもう神技の域だと思っています。お互いがお互いを支えているおかげで、それぞれのよさがさらに引き出されています
※フレーズ化されているのもので、最初のうちは抽象的にすぎていまいち問題と結びつけられないと感じるものもあるかもしれませんが、細かい所で効いてきますし、使っている内に結びつきが理解でき完成度の高さを実感すると思います。

*学び方について適宜触れてくれるので、数学だけではなく他の科目の勉強の質も上がる
→小山先生の考え方は汎用性が高すぎて、他の科目の問題にも使えますし、問題だけではなく勉強法にも使えます。その結果、数学だけにとどまらず他科目の問題を解く技術や勉強の仕方までも質をあげることができます。

*感覚的な解き方から脱却できるので点数の振れ幅が限りなくなくなる
→思考と解法が整理され、理由づけをしつこくする習慣がつくので、場当たり的な解き方から脱却でき確かな自信を持って解答できるようになるので点数の振れ幅がなくなります。独学でこの状態に辿り着くのは至難の業です。

*曖昧にされがちな単元をしっかり学べる
→たまに微積は教えるの上手い、数学ⅢCは教えるのが上手いという褒め方を先生にする方がいらっしゃいますが、その褒め方はかなり失礼ではないでしょうか。その褒め方は真面目だね、勢いがあるね、本格派と同様で良さがない先生に対して使う言葉です。経験的にこの言われ方をしている先生は、それ以外が下手くそすぎで相対的によく見えているケースが殆どです。解答の自由度が低く、学習しやすい微積や数ⅢCで、まともな先生の中で逆に下手な先生はいるのでしょうか。いないと思います。なぜなら、それらが下手ということは数学そのものを全然わかっていないことを意味するからです。しかも、これらは自分で手を動かして訓練していく要素が大きい所なので、先生による影響が相対的に出にくい所でもあります。逆に解答の自由度が高い、IAⅡB、特に整数、確率、図形こそ先生によって力量の差が出る所です。そして、小山先生は今挙げた所では本当に教え方が上手いです。他の先生の授業を受けた方違いがわかり良さを実感できると思います。他の先生を受けていて誤魔化してるな、下手だなと感じる方は是非受けてみて欲しいです。
※数学ⅢCは人よって差はでにくいとよく言われますが、節々でⅠAⅡBの内容が出てきて、知識、理解、定石を転用するシーンが多いです。ⅠAⅡBの内容が出てくるたびに少しずつ差がついてくるので、ⅠAⅡBも教え方が上手い先生に数学ⅢCも学んだ方がいいです。

*お茶目
→通常は真剣なのですが急にニヤニヤしだしたり、ニコッとしだしたりしてギャップにやられます。同時に、静かに燃える熱い炎のようなスタイルも本当にいいです。

難関大理系数学の良さ

*テキストがいい
→東進の講座のテキストは殆ど問題と解答、そしてお気持ち程度の解説(無いものも多いです)ですが、難関大理系数学では、テキストの解説が参考書以上に丁寧なことは勿論のこと、ただの解答手順の解説に終始せず、問題のポイントや考え方が分かりやすいものになっているので、質が高く一問から吸収しやすい形になっています。テキストだけで自習できるといっていいほど解説がしっかりしています。
※このテキストのおかけで、勉強があまり進んでいない層も拾い上げることに成功しています。

*講座だけで必要な定石と演習が揃うので、他の物に手をつけなくてよく迷いがなくなる
→よくある講座は別で問題集を使うことが前提になっています。しかし、この講座ではすでにテキストと授業で十分な演習素材がそろっているので、講座だけで完結します。別のものをする必要がありません。ただし、その分テキストの量も授業数も多くなっているので、計画に組み込む時は注意してください。東進の講座の感覚で組むと重さが違いすぎて間違いなく計画が破綻します。
※一人の先生に全ての単元を学べるのは、混乱が起きにくく勉強しやすいです。実際の予備校では一つの講座を複数人で担当するのが普通ですので、かなり貴重な講座になっています。

*市販の講座問題集では売れないことから手薄になりがちなレベルを手厚くできる
→市販のものだとこのレベル帯は売れないことから殆ど出版されていません。事実選択肢が殆ど無い状態です。あってもできるだけ赤字を回避するために量がかなり抑えてあります。そのせいで解説が端折られたり、テーマが抜けたりしているのですが、難関大理系数学では、十分な量を確保できるので、その心配が必要ありません。
※小山先生でインプットからアウトプットまでできるのは大きいです。

解説が雑になりがちな難しい問題で、練習素材を確保しつつ、単元の偏りなく受験に耐えうる強度でらこのレベルの解説を聞けるので、替えがきかない貴重な講座になっています。


良さが伝わってほしいという気持ちが強くかなり長くなってしまいました。
いいなと思われた方は是非受講を検討してみてください。

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