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【クラファン音楽イベント】③開催後を振り返って

11/22@仙台MACANA
DJダイノジpresents
ジャイアンナイトセンダイ

11/23@クラブカウンターアクション宮古
ASHIGARU DANCE 2019(アシダン)
ダイノジ独演会

23日のダイノジ独演会は、椅子席があった影響もありましたが、カウンターアクション宮古のロビーまで溢れるくらいの入りとなりました。

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主催のDJネモトさんもnoteで書いている通り、
「ここだけ観に来たって方が何人もいらっしゃった。
 外にいたら息切らせて走ってくる人もいて。
 最終的に椅子は空きがなくはじめから立ち見が出て、あとからやって
 来る人でバーカウンターまで溢れるくらいの来場者がありました。」


アシダンの2倍位はあった客入り。
どちらのチラシも各施設や店舗で掲示・置きと御協力下さいましたが、それを通りかかって見た人にアシダンはあまり刺さらなかったかな、宣伝告知の場所やチラシの見た目、用紙の大きさも考え直した方がいいのかな、等々感じながら、大急ぎで終演後の椅子の片付けをしていました。

そして、その関心の差を客観的に見せつけられたのは、翌24日でした。

24日は朝から宮古市内で、チラシの掲示に御協力下さった施設や店舗をまわり、イベントが無事に終えられた事と、市内の沢山の方々にお越しいただいた事の御礼を伝えてまわりつつ、チラシの回収を行っていました。

写真はマリンパークDORAの1箇所しか撮っていなかったのですが、どこもこのような状態でした。

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アシダン、ダイノジ独演会それぞれ20枚ずつ置いて下さっていたのが、
ダイノジ独演会だけ無くなっていたのです。
(ちなみにアシダンのチラシは10枚程残っていました。)

アシダンのチラシも、もう少しダイノジさんを大きく見せていれば集客は違ったかな、とも思いますが、それはアシダンの趣旨から外れるのでダイノジさんも望まないでしょう。

ただ、こうしてダイノジ独演会のチラシのみがスタンドから消え去るという事実は、ライブハウスで音楽も世代も混ぜに混ぜて一杯にしたいなら、そのフックとしてダイノジのお二人の名前は強いだろうな、と思わせます。

そもそもダイノジのお二人が音楽に精通していて、大地さんのエアギターは有名であるものの、音楽で、世代の、ひいては世界の融合と平和を図ろうとしている(と、見ていて勝手に解釈)ことは、日本の田舎町では全然知られていません。

一方で、お笑いのよしもと芸人・ダイノジは、強い。
チラシやポスターを掲示していただく(+コミュニティFMでのリスナー投稿)のみで集客が見込めることが、今回の宮古公演でよく分かりました。

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ダイノジ独演会の宮古市民への浸透は、ネットよりリアルの方が勝っていたかもしれない。

これは一素人の意見ですが、特にDJダイノジとしての音楽イベントを、地方で開催する際は、訴求力のあるチラシのデザインから現実世界での宣伝(配布、掲示、スタンド置き、メディア露出等々)までを、積極的に行っていただきたいです。開催することも大切だけど、開催することを現実世界で広めることも大切です。知らない人の興味を引くことについては、自分も含めた、既に楽しさと充実感を体感している私達の役割でもあります。

ネットでスケジュールを広めつつリアルの状況もレポートして、それをネットで見たまだアプローチしていない人や会社から声がけがあったりして、少しずつ広がって、時間を掛けて初めて、ダイノジ独演会のような、世代を融合した集客になるのかな、と思いました。いつか、公的な側面でイベントが開くことが出来るようになったら良いですね。

ネットはあくまで、リアルの加速装置の役割で使う、ということを意識したいです。

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余談ですが、例えば、インフルエンサーと呼ばれる人(ダイノジさんもそうですが)が、YouTubeやTwitter等で、宮古市民へ向けてアシダンへの参加を呼びかけたところで、そもそも、宮古市民の何割がSNSを見ているのでしょうか。テレビやラジオで取り上げられたら別ですけどね。