虐待被害当事者の想い
こんにちは。
子どもの未来をかえる会代表の藍葉です。
私は今回虐待被害当事者(虐待サバイバー)として自身の経験を話します。
自身の話をするのは今回初めてではなく3回目、自殺企図経験者としての登壇は1回あります。それでも毎回話をするのは少ししんどいものがあります。自分は虐待を受けて一生消えない傷を抱えていると、自覚してしまうからです。
初めて虐待サバイバーとして登壇したイベントのアンケートには「虐待自慢楽しそうですね」と書かれたものがありとてもショックを受けたのを覚えています。
議員さんとの写真をSNSにあげたら
「そうやって議員さんに近づいて権力を持ちたいんだろう。あなたのやり方は痛々しい」と熱のこもったお手紙をわざわざ職場に送ってくださる方もいました。
虐待サバイバーとして人前で話さなければこんな思いはしなくていいし、傷つくこともありませんでした。
それでも、活動をやめようとは思いませんでした。
自分のような経験をするのは、もう私で充分
こんな連鎖は私達の時代で終わりにしたい
そんな気持ちから
傷ついても
傷ついても
活動を続けました。
今回虐待サバイバーとして朗読してくれるのは、私を含めて3人です。
3人とも気持ちは同じです。
子どもの虐待を減らしたい
虐待を受けて大人になった人達の生き辛さを減らしたい
そう思い自分の体験を話します。
過去の話をして称賛して欲しいわけではありません。泣いて同情して欲しいわけではありません。
私達の過酷な子ども時代を知って他人事ではなく身近にある問題として受け止めて欲しいのです。
どうすれば子ども虐待が減るのか。
真剣に考えていきませんか?
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